週1でOK!「洗濯機まわり」の“カビ・ニオイ対策”のための3ステップ「ひと手間が大切」「快適になる」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。洗濯機からなんとなくニオイがする……それ、実は「カビのサイン」かもしれません。今回は、そんなニオイや湿気をスッキリ解消できる“週1回の3ステップ習慣”をご紹介します。
湿気っぽい? ニオイが気になる? それ、「カビのサイン」かも
気づけば、なんだかモワッとしたニオイ……。放っておくと、カビの温床になってしまうことも。でも、特別な洗剤や大がかりな掃除をしなくても大丈夫。実は、週に1回の簡単な習慣だけで、清潔な状態をキープできるんです。わが家で続けているのは、“たった3つ”のシンプルステップ。どれも身近なアイテムでできて、1つずつの工程も5分以内。無理なく続けられて、洗濯機まわりがぐんと気持ちよくなりますよ。
ステップ1:「槽乾燥」モードを週1でオン
湿気対策の第一歩は、洗濯槽の乾燥です。多くの洗濯機に備わっている「槽乾燥」機能を、週に1回まわすだけ。30〜60分程度で、内部の湿気をしっかり飛ばしてくれます。操作はボタンを押すだけなので、掃除の手間もゼロ。洗濯後すぐに行えば、ニオイの元になる水分をシャットアウトできます。
ステップ2:洗剤投入口まわりの拭き掃除
見落としがちなのが、洗剤や柔軟剤を入れる投入口まわり。ここに残った液体が、ヌメりや黒カビの原因になることがあります。
取り外せるタイプのケースであれば、中性洗剤を使用してしっかり丸洗いしましょう。掃除が終わったら、水分をしっかり拭き取り、よく乾かしてから元に戻すようにしましょう。取り外せないタイプの場合は、古布やキッチンペーパーを使って、内側の汚れを丁寧に拭き取るのがおすすめです。
洗濯槽のフチもホコリやカビがつきやすいため、ここも見落とさず拭いておくのがおすすめです。
ステップ3:糸くずフィルターを洗って乾かす
ニオイの元になりやすいのが、糸くずフィルターです。ゴミが溜まったまま湿った状態で放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり、不快なニオイの原因に。
お手入れの際は、まずフィルターにたまったゴミを取り除きます。そのあと、中性洗剤を使いながら、古い歯ブラシでぬめりや汚れを丁寧にこすり洗いしましょう。洗い終わったら水気をしっかり切り、風通しのよい場所で完全に乾かしてから戻すのがポイントです。このひと手間で、洗濯機まわりのニオイがぐんと軽減され、気持ちよく使えるようになりますよ。
“週1のちょこっと”で清潔が続く
洗濯機のカビやニオイは、ほんの少しの習慣でぐんと減らすことができます。毎日使う場所だからこそ、負担なく続けられる週1回のルーティンがとても効果的です。
「槽乾燥モードをオンにする」「洗剤投入口のまわりを拭き掃除する」「糸くずフィルターを洗ってしっかり乾かす」といった3つのステップを、週に一度取り入れるだけで、洗濯機まわりがぐっと快適になります。今日から、あなたの暮らしにもこの小さな習慣を取り入れてみませんか?
aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト