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逗子市商工会 青年部・女性部が地域貢献 売上寄付と炊き出し訓練

タウンニュース

沼間中での寄付金贈呈式

逗子市商工会は地域商工業の総合的な経営発達、地域経済の活性化、にぎわいのある地域づくりを推進している。その中で若手会員で構成する青年部、女性会員からなる女性部はそれぞれ独自の取り組みで地域貢献も果たしている。

青年部(小沢栄介部長)は昨年12月13日、中学生が経営を疑似体験する「あきんど塾」の逗子市民まつりでの売り上げから経費を除いた利益をボランティア団体「3・11つなぐっぺし」(2万5500円)と「ずし子ども0円食堂」(2万5617円)に寄付した。

同事業の田中若葉委員長は「生徒たちには学校以外の場面で、自分たちが何をすべきか考えて動くということで何かしら響くものがあったと思う。もう一回やってみたいという生徒が多かったことが最大の成果だった」と振り返った。同事業は2017年から行っており、今年度は沼間中学校の生徒が対象だった。

一方、女性部(齊藤晞今(えいこ)部長)は12月14日に商工会館で災害時を想定した炊き出し訓練を行った。包丁、まな板などは部員が自宅から持参し、50リットルの寸胴を使用し、約100食分の豚汁を用意した。午前9時から仕込みを始め、1時間ほどで完成。11時から逗子市キッチンカー連絡協議会が用意したキッチンカーを利用し、提供を開始した。家族で通りがかり、豚汁を食べた男性は「災害時には食材の調達が難しいこともあるだろうから、こうした炊き出しがあったらありがたい」と話した。

齊藤部長は「いざという時の部員間の連携を確認できて良かった。また、『ありがとう』という言葉をもらえたことも嬉しく、励みになった」と訓練の成果を語った。

キッチンカーも使った炊き出し訓練

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