ジェイソン・ステイサム『ビーキーパー2』世界配給はAmazon MGM、5000万ドル超の契約
ジェイソン・ステイサム主演『ビーキーパー』(2024)の続編『ビーキーパー2』の世界配給権をAmazon MGMスタジオが獲得したことが分かった。情報筋によると、5,000万ドル(約78億6,118万円)を軽く超える取引が成立したようだ。米が報じている。
『ビーキーパー』はアメリカの片田舎で養蜂家(ビーキーパー)として隠遁生活を送るアダム・クレイ(ステイサム)が、恩人である老婦人をフィッシング詐欺で騙した詐欺集団に復讐を果たすべく立ち上がる痛快ブチギレ最強リベンジアクション。4,000万ドルとされる製作費に対し、全世界1.6億ドルのヒットを記録した。
1作目もAmazon MGMが米配給を手がけており、日本配給はクロックワークスが担当した。
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待望の続編にて、ステイサムは養蜂家役として続投。監督は前作のデヴィッド・エアーからインドネシア出身のティモ・ジャヤントに、脚本はカート・ウィマーからウマイル・アリームに引き継がれる。ジャヤントとアリームはボブ・オデンカーク主演のアクション映画『Mr.ノーバディ』続編の監督&脚本家コンビとしても注目を集める存在。緩急あるアクションやダイナミズムという観点で、『ビーキーパー』と『Mr.ノーバディ』には共通点が見いだせそうだ。
また、ステイサムとエアーは最新作『A Working Man(原題)』でも再タッグを果たし、最強ぶりを更新している。『エベレスト 3D』監督によるでは、激しい嵐の中、海から少女を救出した後に隠れ家が襲撃され、ジャン=フランソワ・リシェ監督による『Mutiny(原題)』では、実業家の上司が自分の目の前で殺されたことから自らも国際的陰謀に巻き込まれるなど、ステイサムに課されるミッションはますます激しくなっている。『ビーキーパー2』ではどのような敵や悪と立ち向かうことになるだろうか。
『ビーキーパー2』は北米での主要地域にて劇場公開が予定されており、前作同様、日本でも劇場公開が待たれるところ。ステイサムは自身の制作会社Punch Palace Productionsを率いて、引き続きプロデュースにも携わる。
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