徽章で鎌倉彫PR 市職員が4月から着用
鎌倉市は、職員がジャケットに付ける鎌倉彫の徽(き)章を4月から導入した。市職員のアイデアで、鎌倉彫の普及・啓発につなげる狙いだ。
これまでは金属製の徽章が市職員に貸与されてきた。鎌倉彫の徽章は課長級以上の職員に貸与されるもので、伝統鎌倉彫事業協同組合の職人が彫刻と漆塗りを施した。同組合の三月一彦理事長は「職人も減り、皿や盆も売れなくなってきたので、私たちも新しいことに挑戦している。面白いものをつけているなと思ってもらえるのでは」と期待を寄せる。
鎌倉彫を紹介する動画「TEWAZA」も昨冬公開されている。