上越市立水族博物館うみがたりが入館者数250万人突破 イルカがジャンプでお祝い
開館6周年を迎えた新潟県上越市立水族博物館うみがたりの入館者数が2024年7月15日、250万人を突破した。18日にはセレモニーが開かれ、イルカが祝いのジャンプを披露した。
同館は2018年6月26日にグランドオープンした。日本一の飼育数を誇るマゼランペンギンやパフォーマンスが人気のバンドウイルカをはじめ、日本海に生息する魚など300種4万5000点を展示する。定期的な企画展も人気を集め、県内を中心に近隣の長野や群馬、首都圏からも家族連れらが訪れる。入館者数は昨年2月に200万人を超えていた。
《画像:くす玉割りの後はイルカが祝いのジャンプを披露》
イルカスタジアムで開かれたセレモニーでは、和田淳太館長(53)がくす玉を割り、イルカたちがジャンプすると、観客からは歓声が上がった。
家族で訪れていた小千谷市の保育園女児(6)は「イルカがかわいくて、水しぶきもすごくて楽しかった。また来たい」と笑顔。長野市の女性(29)は「年1回ほど来ているが、長野市から一番近くの水族館で来やすい。落ち着いた雰囲気でいい」と話していた。
《画像:来館者を前にあいさつする和田館長》
和田館長は「多くの人に応援され愛される施設だと感じうれしく思う。生き物が暮らすずっと変わらない姿で、来るたびに新しい発見がある水族館にしたい」と話した。