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潮干狩りに行くならどっち?【有料施設と無料スポット】それぞれの楽しみ方と注意点を解説

TSURINEWS

潮干狩り場(提供:TSURINEWSライター・永井航)

春のレジャーといえば潮干狩り!でもどこへ行く?初心者や家族連れなら、貝が採りやすく施設も充実した有料施設が安心。一方、無料の場所には天然貝を自力で探す醍醐味が。それぞれのメリット・注意点を徹底比較!あなたにぴったりの潮干狩りスポット選びをサポートします。

有料の潮干狩り施設の特徴

潮干狩りを楽しむなら、漁協などが管理する有料の施設が代表的な選択肢の一つです。初心者や家族連れには特におすすめで、多くのメリットがあります。

貝が採りやすい

有料の潮干狩り施設では、入場料が必要になりますが、入場料の見返りとして施設側が養殖のアサリやハマグリなどの成貝を撒いていることが多いです。

また、養殖貝を撒いていないところでも稚貝を撒いたり、貝が成長しやすいように環境を整えたりするなど、管理された漁業権のあるエリアを開放しているため、無料の場所に比べると格段に貝を見つけやすいのが特徴です。

そのため、初心者や小さなお子さん連れのファミリーでも安心して「たくさん採れた!」という満足感を得やすいでしょう。

加えて、場所によっては色付き貝を見つけたら景品と交換できるなど、楽しいイベントが開催されることも有料施設ならではの魅力です。

有料の潮干狩り場は貝が取れる期待度も高い(提供:TSURINEWSライター・永井航)

施設が充実している

シャワーや更衣室、足洗い場などが完備されている施設が多く、熊手などの道具レンタルも可能なため、気軽に手ぶらで訪れることができます。

また、食堂や休憩所が併設されている施設もあり、快適に潮干狩りを楽しめる点も魅力です。

安全面にも配慮

有料施設では、利用者の安全にも配慮されている場合が多くあります。例えば、深みなどの危険な場所への立ち入りが制限されていたり、監視や案内のためのスタッフが常駐していたりします。また、施設の営業時間が、潮の引いた安全な時間帯に合わせて設定されていることも一般的です。

海のレジャーにはリスクもありますが、有料施設の場合、子どもでも比較的安心して楽しむことができます。

有料ならではのルールも

持ち帰れる貝の量には制限がある施設も多く、規定量を超えた分を持ち帰りたい場合は、追加料金(買取り)が必要になることがあります。また、施設ごとに使用できる熊手の種類・サイズが決められていたり、その他の禁止事項が定められていたりするので、訪れる際は利用ルールを確認し、マナーを守って楽しみましょう。

無料の潮干狩り場の特徴

多くの海岸には漁業権が設定されており、一般の人が無許可で天然の貝を採ることは原則として禁止されています。しかし、漁業権がないエリアや特別に開放された砂浜など、無料で潮干狩りが楽しめる場所も一部存在します。

ルールを破ると罰則も

無料で開放されているエリアであっても、自由に貝を採って良いわけではありません。都道府県の条例やその場所の決まりなどで採取ルール(貝の種類・サイズ・量・期間、道具等)が定められています。ルール違反は罰則の対象になることもあるため、事前の情報収集と遵守は必須です。

天然の貝を狙うのが魅力

有料施設とは異なり、無料の場所では自分の力で天然の貝を探し出すのが基本です。それ自体を「宝探し」のような醍醐味(だいごみ)と感じる人もいるでしょう。

しかしその反面、例えば赤潮の発生や天候不順といった自然条件に大きく左右されるため、採れる量が安定しない、あるいは全く採れないといったリスクもあります。

連休明けは難易度アップ?

無料の潮干狩り場は、ゴールデンウィークのような繁忙期には多くの人が訪れます。そのため、連休の直後などは、採りやすい場所のめぼしい貝が採り尽くされていることが少なくありません。

そうなると、残っているのは小さい貝ばかり、という状況もよくあります。こうした場合、貝の成長を待って時期をずらすか、人の手が届きにくい場所に隠れた貝を根気強く探すしかなくなり、潮干狩りの難易度は必然的に上がります。

無料の潮干狩り場は訪れるタイミングも重要?(提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)

リスク面は自己管理

一部の公共の場所では海水浴場のようにライフセーバーがいることもありますが、天然の潮干狩り場では基本的に安全管理は自己責任となります。

特に、立ち入り制限がない場所では、潮が大きく引いた時に現れる「沖の瀬」(海底が盛り上がった場所)など、魅力的なポイントを狙える場合もあります。しかし、夢中になって潮が満ちてくる時間に気づかないと大変危険です。潮が満ち始める時間を正確に把握し、必ず時間に余裕をもって岸へ戻るなど、安全管理は徹底してください。

<TSURINEWS編集部・渡辺>

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