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イクメンにも悩みあり 父親を対象の交流会

上越妙高タウン情報

子育て中の父親を対象にした初めての交流会が、2日(日)上越市で開かれました。

交流会は、共働きなどで父親が子育てに関わる機会が増えるなか、父親の困り事や悩みについて相談できる場を作ろうと、上越市の大日にこにこ保育園が初めて企画しました。

大日にこにこ保育園 高橋宏明園長
「ママ達向けの交流会はあるが、パパだけにフォーカスしたものがない。パパ達と一緒に子育てへの思いや悩みを共有したいと思った」

参加したのは保育園児の父親4人です。1人ずつ悩みを打ち明けたあと、大日にこにこ保育園の高橋宏明園長がアドバイスします。悩みは、子どもがインターネットなどメディアにどう接していいか、育児から離れて夫婦だけの時間をどう作るかなどさまざまです。なかでも多くの参加者が気になっていたのが家事の分担についてです。

参加者は「子どもを風呂に入れている」、「大抵のことは自分1人でもできる。仕事柄1人で家事をする場面がある」、「子どもの寝る時間を決めて、逆算して動ける方が動く」と各家庭の状況を共有しました。

「他のパパがどういう環境で子育てに参加しているか気になった。各家庭でいろんな境遇がある。自分の家に持ち帰って子育てに活用したい」
「夫婦で連携して家事をするのがいいと思うがどちらかに頼ってしまう。もっと分担して出来たらいい」

高橋園長は園の行事などに参加する父親が増え、悩みを抱える人も増えていると感じています。

大日にこにこ保育園 高橋宏明園長
「昔よりも父親の育児参加があると感じている。もっとパパが育児に負担なく参加できて子どもと関わりママも喜ぶ、良い循環ができるといい」

園では今後も内容を検討しながら父親を対象にした交流会を開くことにしています。

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