自修館中等教育学校 留学生が茶道を体験
自修館中等教育学校に交換留学で訪れているアオレレ高校(ニュージーランド)の生徒4人が10月5日、ホストファミリーの生徒らと市内石田の煎茶道黄檗弘風流家元総師範、茶道裏千家教授の大門ヒロ子さん宅で茶道体験を行った。
当日は日本の伝統文化を知ってもらおうと、生徒らは浴衣に着替えて体験に臨んだ。茶室へ入る際の作法や扇子の使い方、和菓子の食べ方や抹茶の作法などの説明を受け、興味深く、日本の文化を体験していた。畳の上での正座に足がしびれて椅子を使用する生徒も見られた。
初めて茶道を体験したリュウエルさんは「最後には足がしびれたが、お茶はとても美味しかった。茶道や日本の伝統的な価値観について学ぶのに最高の時間を過ごし、良い経験ができた」と話した。
バディとして参加した木村陽葵さんは「日常的にペットボトルで飲んでいるお茶とは比較にならないほど美味しく、香りや味のハーモニーを感じることができた。価値ある時間だった」と感想を述べた。
大門さんは「海外の方たちと英語、日本語を交えて日本の文化を伝えることができてとても良かった。今日の印象に残った体験をひとつでも良いから持ち帰ってほしい」と語った。