福岡空港~羽田空港線は2024年、僅差で世界第3位の航空路線だった!
福岡空港~羽田空港路線は、年次報告書『最も混雑した航空ルート』によると、僅差で世界の第3位となる航空路線でした。英国の航空・旅行関連のデータ調査を行うOAGによる調査結果はどのようなものだったのでしょうか。
福岡~羽田は、済州~仁川、新千歳~羽田に次いで世界第3位
出所:OAG『2024年に最も混雑する航空路線』
福岡空港~羽田空港路線は2024年、僅差で世界の第3位航空路線だった━━━。
英国を拠点に航空・旅行関連のデータ調査を行うOAGはGlobal Airlines Schedules Dataを利用して毎年、年次報告書『最も混雑した航空ルート』を発表している。
2024年1月から12月までのデータを調査した『2024年の最も混雑した航空ルート』によると、トップは済州空港~ソウル仁川空港路線で提供座席数1,418万3,719席だった。
続く第2位は新千歳空港~羽田空港路線で同1,193万1,572席、僅差の第3位は福岡空港~羽田空港路線で同1,133万5,551席となっている。
新千歳空港~羽田空港路線の1日あたり提供座席数3万2,689座席に対し、福岡空港~羽田空港路線は同3万1,048座席だった。
その差は、1日あたり僅か1,641席となっている。
福岡~羽田は、国際線トップの香港~台湾を上回る
『2024年の最も混雑した航空ルート』によると、国際航空路線の最も提供座席数の多かったのは、香港国際空港~台湾桃園国際空港路線の供給座席数678万1,577席だった。
福岡空港~羽田空港路線の同1,133万5,551席は、国際線トップの香港国際空港~台湾桃園国際空港路線よりも多かった。
このため、福岡空港~羽田空港路線は、国内線・国際線を合わせても世界第3位の航空路線となっている。
OAGは、『2024年の最も混雑した航空ルート』において、福岡空港~羽田空港路線について、次のようにコメントしている。
「日本の主要国内路線は、福岡(FUK)と東京羽田空港(HND)間を運航し、座席数1,130万席で3番目に大きく、これも2023年以降、容量面ではほとんど変わっていません」
参照サイト
OAG『2024年に最も混雑する航空路線』
https://www.oag.com/busiest-routes-world-2024