ノジマステラ 待望のホーム初勝利 AC長野に快勝
女子プロサッカーWEリーグの後半戦が開幕し、ノジマステラ神奈川相模原が3月16日、相模原ギオンスタジアムで行われたAC長野戦で3対0の快勝。今季、念願のホーム初勝利を飾った。
風下の前半は相手の伸びるボールに「上手く対応」(大賀理紗子選手)し、得点を許さず。攻撃ではサイドのクロスから好機を作るも得点にはつながらず。0対0で迎えた後半、試合が動いたのは14分、左コーナーキックから大竹麻友選手がボールを押し込んで先制。さらに24分、笹井一愛選手からのクロスに合わせて南野亜里沙選手がヘディングで追加点。37分、榊原琴乃選手のクロスに合わせ再び南野選手が3点目を決めた。
今季後半戦に向けて「両ワイドの加速」(小笠原唯志監督)を強化してきた成果が身を結んだ。今季ホーム戦初勝利について小笠原監督は「後半しっかり仕留めたという内容も含めて(調子が)上がってきた。大事なことは自分が成長していくこと。声を掛け合い勝ち点を積み上げていく」と語る。
2得点を決めた南野選手は「練習でも取り組んでいるクロスが上手くいった。自分は背が高くないため、立ち位置を意識しているが今回は中央でしっかりボールを待てたのは良かった」と試合を振り返った。
キャプテンの川島はるな選手は「笹井と榊原から中へ中へとチャンスを作り、後ろも試合最後まで集中力を切らさずに対応出来ていた」と総括し「いい試合の後は気が緩みがちなので、そういうところをもう1回皆で引き締めてやっていく」と次戦への抱負を語った。
第14節を終えて現在、2勝4分8敗の勝ち点10で10位。次節は3月22日(土)、ホームでマイナビ仙台レディースと対戦する。午後2時開始。