市内4安協×相模原DB 市にランドセルカバー贈呈 新1年生の交通安全願い
市内4つの交通安全協会と地元ラグビーチーム三菱重工相模原ダイナボアーズ(以下、相模原DB)が3月7日、この春入学する新1年生の交通安全を願い、ランドセルカバーを相模原市に贈呈した。
ランドセルカバーの配布は交通安全協会が毎年行ってきた取組。相模原DBとの連携は中央区内で昨年、先行実施した。今年は市内全域に対象を拡大して4900人に配布する。相模原DBが費用の一部を負担することで同協会の主要な取組の一つであるカバー配布事業をサポートする。
カバーには相模原DBのマスコットキャラクター「ダイボ君」が描かれ、親しみやすいデザインになっている。相模原DBの石井晃ゼネラルマネージャーは「相模原で50年ぐらいチームが活動している。今後も地域の課題解決に向けて私たちにできることから取り組んでいきたい」と話した。相模原南交通安全協会の鈴木貴市会長は「子どもたちに助かってほしい。ランドセルカバーが大切」と話した。
相模原南交通安全協会は6月末に窓口業務を閉鎖する。一方、ランドセルカバー寄贈や交通安全キャンペーンでの啓発物の購入や配布、区内のボランティア活動への支援などの協会業務は継続していく。同協会では新たな会員獲得に向けて「模索中」としている。