岡本太郎美術館 来館者200万人達成 セレモニーで祝う
生田緑地(多摩区)にある川崎市岡本太郎美術館(土方明司館長)の来館者数が3月29日、200万人を達成した。
200万人目となったのは、静岡県から家族で訪れた増田暁三さん(43)と恵理さん(42)、樹木さん(16)、六花さん(14)。同館のエントランスで、セレモニーが行われ、土方館長らから記念品が手渡された。初めて同館を訪れたという恵理さんは「すごく多くの人が作品を目にしたと思うが、本当に迫力があって、生命力を感じた。これからもいろんな人に見ていただけたら」と話した。土方館長は「昨年秋に開館25周年を迎えた。そんな年度の最後の週末に200万人を迎えられたことは、館員一同にとっても大きな喜び。次年度以降の励みになる。今後も太郎作品の魅力をさまざまな切り口で紹介していきたい」と述べた。
同館は川崎出身の芸術家・岡本太郎氏から約1800点の作品などの寄贈を受け1999年に開館。2012年3月に来館者100万人を突破、昨秋に25周年を迎えた。