栄警察署 「年末年始、犯罪に注意」
神奈川県警が定める「年末年始特別警戒」が12月15日から1月3日であるのに合わせ栄警察署は12月13日、本郷台駅前広場で「年末年始特別警戒出陣式」を行った。
同署に加え、栄区役所、栄防犯協会、栄防犯指導員連絡協議会、警親会栄支部が参加。参加者を前に大窪太郎署長は「今年は犯罪が増加傾向にある。また、闇バイトによる凶悪事件が注目を集めたことから、区民の不安は高まっている。年末年始を安全に暮らせるようにしなければならない」と話した。
また、続いて登壇した松永朋美区長は「顔の見える関係が犯罪抑止の一歩になると思う。防犯意識を一層高める」とした。その後、栄防犯指導員の高野泰正さんによる安全宣言、連合自治会、町内会会長への「安全のぼり旗」の贈呈、通行人への啓発物配布などが行われた。
県警は年末年始特別警戒に合わせ、WEBサイト上で特に特殊詐欺、子どもと女性に対する犯罪、住宅への侵入犯罪、店舗への侵入犯罪への警戒を促している。
特殊詐欺に対しては「留守番電話に設定する」、子どもと女性に対する犯罪では「明るく人通りの多い道を利用する」、住宅への侵入犯罪は「インターホンやドアスコープで来訪者を確認する」、店舗への侵入犯罪には「必ず来店客の顔を見て接客する」などを防犯のポイントとして挙げ、被害に遭わない対策を促している。