狩野英孝「三太郎ワールド」に初降臨 Pontaパス新CMでド派手な「和尚さん」熱唱!
KDDIと沖縄セルラーが、「Pontaパス」の新TVCM「和尚さんライブ」篇を、7月1日に全国で放映開始すると発表しました。
長年親しまれてきた「三太郎」シリーズに、今回新たな風を吹き込むのは、お笑い芸人の狩野英孝さん。シリーズ初登場となる狩野さんは、キラキラとした派手な衣装に身を包んだ“和尚さん”として登場し、三味線を携えながら個性的な歌と共に観客と熱いコール&レスポンスを繰り広げます。
■ 三太郎も圧倒された!?「ポンポンポン♪」のライブ空間
舞台は、織姫(川栄李奈さん)が働く「ろう村の便利なお店」。突如現れた派手な和尚さんが「ろう村行くなら?」「ポンタパース!」と観客と一体となって盛り上がる様子に、桃太郎(松田翔太さん)、浦島太郎(桐谷健太さん)、金太郎(濱田岳さん)の三太郎たちは困惑。
三太郎が織姫に「だれ、あれ?」と聞くと、「しょ、しょ、証城寺」と口ずさんで回答。すると浦島太郎が「和尚さん!?」と気づき、「派手な和尚さんだね……」と素直な感想を漏らす姿がコミカルです。
観客が「Pontaパス」を手に掲げて盛り上がる中、和尚さんはお構いなしに「ポンポンポンタパス~♪」と独特な節回しで熱唱を続け、三太郎たちの“ついていけなさ”との対比が絶妙な笑いを誘います。
■ デジタル限定動画では狩野さんの単独ライブも
テレビCMと同時に、狩野さんが「Pontaパスの歌」をフルで熱唱するデジタル動画も公開されます。
舞台は同じく「ろう村の便利なお店」。観客のいない静かな店内で、和尚さんが三味線を鳴らしながら「ロロローソンでおートクが♪」と熱唱。
間奏では情熱的に三味線をかき鳴らし、最後にはカメラ目線でウインクを決めるなど、エンタメ魂全開の映像となっています。
なお、歌詞は「ポンポンポンタパス」が繰り返される耳に残る構成で、Pontaパスの“ローソンでおトク”な魅力を軽快に伝えています。
■ 撮影現場の裏側:笑いに包まれた現場と“体当たり”の熱演
撮影現場では、和尚さんの“ライブ音源”が流れるとキャスト陣が思わず吹き出す場面も。特に狩野さんは、コール&レスポンスのシーンや熱唱シーンでは「もう一回いいですか?」と何度も希望するなど、演技と歌に真剣に取り組む姿が印象的だったといいます。
さらに観客に担がれて歌うシーンでは、体勢の不安定さにもかかわらず、狩野さんは“体当たり”で挑み、周囲の役者たちに声をかけて気遣う様子も。
CM撮影後のインタビューでは、狩野さんが自身のライブ経験をもとに「地味ですが、お笑いライブの時からずっとそうなんですけど(お客さんと)一人でも多く目を合わせるみたいな」と語り、実際にCM撮影でも観客役のエキストラと“目を合わせて”パフォーマンスしたことを明かしました。
さらに「忘れられないひと夏の思い出」として、高校3年生の夏に挑戦した宮城から広島までのヒッチハイク旅を紹介。なんと最初に乗せてもらったトラックが広島行きで、まっすぐに広島に到着。さらに荷物を下ろしたあとで、「また宮城戻るから乗ってけ」といわれ、1か月ほど予定していた旅が3日で終わったという驚きのエピソードも披露されました。
また、10年間続く三太郎の世界に今回初めて参加したことについて、「このCMはシリーズで見ていたので、飛び込むのに緊張はあったんですよ」と語った狩野さん。しかし現場では、松田さん・桐谷さん・濱田さん・川栄さんとの自然な交流が生まれ、なじみすぎて川栄さんに「髪を赤く染めたんですね」とカツラに気づかれなかったという笑い話も。
シリーズファンにとっても、新たな“異色キャラ”の登場は大きな見どころとなりそうです。なお、CMやデジタル動画はau(KDDI)のYouTubeチャンネルでも公開されます。
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025070103.html