創業25年!神戸長田の味を西元町で♪鉄板焼き『織』の名物・じゃがいも入りお好み焼きを実食 神戸市
神戸・西元町駅のそばにある、お好み焼きと鉄板焼きのお店『織(しき)』(神戸市中央区)に行ってきました。
長田で25年以上の歴史を誇る有名店が、昨年9月にこの場所に移転しオープン。人気メニューを引っさげて、大きな鉄板の前で腕を振るうのは、2代目店主の宮内孝典さんです。
「父親から受け継いだ秘伝のホルモンだれが自慢。ぜひ味わってほしい」とすすめてくれたのは、一番人気だという「ホルモン炒め」。
ぷりぷりのアカセンとニラを炒めると、仕上げに自家製ホルモンだれで調味。ジュッという音から一気に香ばしい匂いが店内に立ち込めます。
そのほか手早く2種類の料理ができあがり、お酒に合いそうな3種が完成。これだけでビール3杯はいけそうなラインアップで、「アヒージョ」はプラス200円でそばを追加すると、ペペロンチーノ風に楽しめるとか。この組み合わせ、想像しただけで美味しそう♪
次に出てきたのは、名物のお好み焼き。長田時代からこれを目当てにくるお客さんが多いそうで、早速その味を知るべく実食。
まず、表面はカリッ、続いてもちっとした食感に驚き。そこに、ほくほくとしたじゃがいもが顔を出し、思わず笑顔に。こちらは卵を使わないことで、ふんわりではなくしっとり&もちもち感が強い生地となるそう。
また、だしなどは使わず、天かすや野菜、すじこんなどの素材の旨味だけが際立つシンプルさは、子供の頃に食べたような懐かしさも感じられます。卓上のどろソースで追いソースすると美味しさが引き立てられ、刺激的かつ深みのある味わいに変化しました。
最後にしめるなら、やはり麺!こちらではそば・うどん以外に、きしめん焼きがあるそうで、そちらをいただくことに。
たっぷりの豚&キムチにニラ・もやしと具沢山。てっぺんにはこぼれ落ちそうなとろとろの黄身がのった目玉焼き♪。かなりのボリュームにひるみながらもいただきます!
エッジが立った四角く平たい麺はまさにきしめん。もちもち&つるつるっとした食感に濃厚なソースが絡み、オツな逸品です。筆者は初めていただきましたが、これはなんだか癖になる!コシが弱く柔らかいので、子どもも食べやすそうです。
「親父の代から継いで長田の味を守ってはいますが、結局は自分が食べたいもの、子どもに食べさせたいものを作っています」と笑う宮内さんは3歳のお嬢さんのパパ。店内にはチャイルドチェアも用意されており家族連れでもゆっくり楽しめそう。
また、インスタグラムのメッセージでお好み焼きなど持ち帰りの時間指定もOK!気軽に本場長田の味がおうちで楽しめますよ。
場所
お好み焼き・鉄板焼き 織(しき)
(神戸市中央区元町通5-8-21 大西ビル 1F)
営業時間
ランチ 11:00~14:00
ディナー 17:30~20:30
定休日
火曜日、日曜日の夜、不定休