美しが丘 「囀(さえず)りの会」が地方表彰 ラジオ体操普及に寄与
美しが丘第六公園でラジオ体操を行う「囀りの会」(大澤大代表)がこのほど、今年度の「ラジオ体操優良団体等表彰地方表彰」を受賞した。7月29日には同公園でお披露目会が行われた。
この表彰は1956年から、ラジオ体操の普及奨励に寄与した功績の著しい団体または個人を対象として、全国、地方、府県等別に行われている。今年度、地方表彰を受賞したのは、県内では同会のみだ。
「囀りの会」は毎朝、30人ほどが集まって活動している。40年近く前、ラジオ体操を楽しむ人々の自然発生的な集まりから始まった。体操を通して仲が深まるにつれて散歩やバス旅行など活動が広がり、施設利用の登録用に名称が必要になったため「囀りの会」と名付けたという。名前の由来は、「小鳥の囀りのように、誰かの声に共鳴して、皆が集まっていろいろな活動をしているから」。最近では月1回のお茶会なども開催し、近況を確認し合うなど地域のつながりづくりに一役買っている。大澤会長は「これからも変わらず活動していきたい」と話していた。
お披露目会では、横浜美しが丘四郵便局の小池秀岳局長から大澤会長に表彰状が手渡された。夏休みということで多くの子どもたちが集まったほか、NPO法人全国ラジオ体操連盟指導委員を務める藤元直美さんも駆け付け、参加者約40人でラジオ体操を楽しんだ。