地下鉄 伊川谷駅の「デイリーヤマザキ」が、地下鉄を利用して『沿線店舗への商品配送』を開始。利用客の少ない早朝に
地下鉄 伊川谷駅の構内にある「デイリーヤマザキ」が、利用客の少ない早朝の地下鉄を利用し、沿線店舗への商品配送を始めるみたいです。開始日は7月1日(月)です。
デイリーヤマザキ「伊川谷駅店」で調理した商品を、地下鉄を利用して西神・山手線沿線にある「県庁前店」「妙法寺駅店」「西神南駅店」に配送するのだそう。
トラックを利用せず、二酸化炭素排出量の少ない地下鉄を利用することで、SDGsの取り組みに寄与する、などのねらいがあります。
利用客の少ない「5:28 伊川谷駅発」の電車で、1台の台車に商品を載せて運ぶみたいです。停車などに備え、乗車中は台車にブレーキをかけたうえ、ワイヤーで固定します。
配送ルート
伊川谷駅店から県庁前駅店、妙法寺駅店、西神南駅店へ
配送時間
5:28 伊川谷駅発→5:51 県庁前駅着→6:08 県庁前駅発→ 6:23 妙法寺駅着→6:36 妙法寺駅発→6:48 西神南駅着
配送員
1名(配送補助員が各駅に1名待機し、降車後は2名で店舗まで配送)
使用台車
1台(幅 0.9m、奥行き 0.5m、高さ 0.9m)
実施日
7月1日~(全営業日)
ねらい
(1)駅構内店舗の魅力向上
区画が狭く、調理設備を設けられない店舗でも、できたてのおにぎりやサンドイッチを提供でき、駅構内店舗の魅力向上につながります。
(2)SDGsの観点
トラックを利用せず、二酸化炭素排出量の少ない地下鉄を利用することで、SDGsの取り組みに寄与します。
(3)物流の 2024 年問題への対応
トラックのドライバー不足や輸送コストの増大が進む中、地下鉄を利用することで、物流の課題解 決策を模索する取り組みです。
配送は、運行の安全・乗客の乗降を最優先とするそうです。駅構内ということでキッチンがない店舗も多いなか、近くの店舗で調理された食品が手に入れられるのは嬉しいですね。