伊勢原交通安全協会 飯塚会長が緑十字金章 市内では2人目
伊勢原交通安全協会の飯塚武彦会長(60)がこのほど、「第65回交通安全国民運動中央大会表彰式」で交通栄誉章「緑十字金章」を受章。2月26日に小百合夫人らとともに萩原鉄也市長を表敬訪問し、受章の報告を行った。
交通安全表彰は、多年にわたり交通安全活動に尽力し、抜群な功績などがあった交通安全功労者、優良安全運転管理者、優良運転者に対し、その功績に応じて警察庁長官や一般財団法人全日本交通安全協会から、交通栄誉章「緑十字金章」「同銀章」「同銅章」が贈られる。金・銀章を同大会で表彰している。
飯塚会長は1992年に伊勢原交通安全協会比々多地区交通指導員としてスタート。同協会副会長などを経て2014年に40代の異例の若さで会長に就任し、現在も会長を務める。
1997年には交通栄誉章「緑十字銅章」、2017年には同銀章を受章するなど、長年、交通秩序の確立と交通安全の実現に貢献してきたことなどが評価された。
受章に対して飯塚会長は「この年齢で受章できたことに驚いている。受章によって伊勢原の交通安全が注目されると思う。それに恥じないようにしていきたい」と語る。また「伊勢原の子どもたちの交通安全への意識は県下でトップクラスに高い。これからも子どもの交通安全活動は継続していきたい」と話した。市市民協働課の担当者によると金章の受章は、2012年に元伊勢原安全運転管理者会の会長で現伊勢原地区警察官友の会の鈴木靖夫会長以来、市内では2人目だという。
また飯塚会長の金章受章に合わせて、多年にわたる交通安全への理解と協力に対して配偶者として支えてきた妻の小百合さん(60)に全日本交通安全協会会長から感謝状も贈られた。小百合さんは「夫の受章は皆様のおかげ。体調管理など大変なこともあったが今後も支えていきたい」と喜びを語った。萩原市長は「交通安全のために全力を尽くしてくれていることは素晴らしいこと」と謝辞を贈った。