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食べる順番を変えるだけでキレイに!食事の最後に食べるべきものを管理栄養士が提案

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食べる順番を変えるだけでキレイに!食事の最後に食べるべきものを管理栄養士が提案



女優・タレント・アスリートらがこぞって指名する人気管理栄養士、萩野祐子さん。その初めての著書『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』(KADOKAWA)では、40代、50代からでも理想の体になれる、"食べるほどキレイになる"食事法をたっぷり紹介しています。 今回はこの本の中から、「どんな美容法より効くのは噛むこと」「キレイになる黄金比は『ご飯:おかず=6:4』」といった、目からウロコが落ちるようなメソッドの数々をご紹介します。 食事は毎日、そして一生続くこと。「何を」「どう」食べるかちょっと見直して、一生モノのキレイと健康を手に入れましょう!


※本記事は萩野 祐子著の書籍『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』から一部抜粋・編集しました。


「おかずファースト」でご飯より先にお味噌汁を飲む


食事のスタートは野菜から食べる「ベジファースト」という食事の仕方に加え、最近では、「おかずファースト」という考え方も広まっているのを知っていますか?


おかず全般に枠を広げ、「野菜だけではなく、お肉やお魚も先に食べましょう」という食事のとり方です。食事のはじめにたんぱく質をとると、血糖値を下げるインクレチンというホルモンが小腸から分泌されるため、ともいわれています。


野菜を先に食べる目的は、野菜に多く含まれる食物繊維をとっておくことで血糖値が上がるスピードをゆるやかにする働きを見込んでいるからです。さらに、その後で食べるものに含まれる糖質や脂質などが、体内に吸収されるのを抑えるという目的もあります。どちらも太りにくい体をつくるためのアプローチです。


ベジファーストとおかずファーストに共通しているのは「ご飯は後から食べる」という食べ方です。食べるものは変えずに、食べる順番だけを変えてキレイになれるなら、早速次の食事から実践することができそうですね。


ご飯とお味噌汁の基本の食事をとるときも、まずお味噌汁の汁を飲んで、次にお味噌汁の具材をよく嚙んで食べるようにします。すると、お味噌汁の温かさで体も内側から温まりはじめます。その後、ご飯とお味噌汁を交互に食べるようにします。


お味噌汁は、炒めものや揚げものといった油を使うメニューと比べ、脂質が少ないおかずです。脂質の多い食事は、胃腸に負担がかかり消化に時間がかかるもの。胃腸の状態や腸内環境も悪化しやすくなってしまいます。


反対に、脂質が少なければ、消化するときも胃腸への負担が軽くて済みます。胃腸への負担はなるべく少ないほうが、食べたものがエネルギーに変わりやすくなり、やせやすい体づくりをサポートすることになるのです。


ひとつ気をつけたいのは、おかずだけを食べる食事にならないことです。たんぱく質を美肌づくりやしなやかな筋肉づくりに活用するには、それらをつくるために必要なエネルギー源となる炭水化物であるご飯を食べることがマストです。


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