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【5/20オープン】「麺道 麒麟児」一門の実力派が満を持して独立!小布施に誕生する新たな注目ラーメン店「小布施中華蕎麦 たか野」

Web-Komachi

長野県長野市の名店「麺道 麒麟児」で6年間店長を務め、同店の6番目の弟子として知られる髙野翔氏が、小布施町に自身のラーメン店「小布施中華蕎麦 たか野」を2025年5月20日(火)にオープンします。

麒麟児の味に衝撃を受け、こってり派からあっさり派へ──転機が生んだ一杯

髙野氏は、かつて別のラーメン店で店長を務めていた実力派。ある日、「麺道 麒麟児」のラーメンを一客として味わったとき、その繊細な旨味に衝撃を受けました。自身の“こってり派”の嗜好が一変し、「この味を学びたい」と強く心を動かされたことで弟子入りを志願、その一杯が人生の舵を切る大きなきっかけとなりました。

名店出身の系譜が生む期待の新星

「麺道 麒麟児」からは、「麺道 千鶏」(上田市)の大海勇也氏、「麺道 金獅子」(同)の成田玲衣氏など、錚々たる独立メンバーが輩出されています。髙野氏はその兄弟子にあたり、二人の活躍が今回の独立に背中を押したと語ります。

ラーメン×まぶし御飯=“満腹以上の幸福体験”

店舗は小布施町中心部にほど近い、花屋の跡地。一見するとラーメン店には見えない外観ですが、一歩中に入ると、黒を基調としたおしゃれな空間が広がります。

提供されるのは、ラーメンと「まぶし御飯」の二枚看板。まぶし御飯とは、和牛や地鶏を“ひつまぶし風”に味わう新感覚のご飯メニュー。たとえば「黒毛和牛醤油そばセット」(1,900円)は、驚くほど上品で満足感あふれる一膳です。※以下メニューはいずれも開発中のため内容が変更になる場合があります

ごはんには、木島平村や野沢温泉村で育まれたお米を使用し、土鍋で丁寧に炊き上げます。ふっくらと甘みのあるご飯が、料理全体の質を底上げしています。

まずはごはんと黒毛和牛の赤身(内モモなど)をシンプルに楽しむのが基本。次に、節系の出汁がかかった卵黄、さらに、もろみ醤油・あられ・山椒といった三種の薬味で風味を変化させながら、味の奥行きを堪能します。そして、卓上の鰹節やだし醤油、ラーメンスープをかけて、お茶漬け風にいただく“〆のひと椀”へ。まさに、一杯のご飯の中で味の旅が楽しめるような、五感を満たす逸品です。しかも、ごはん一杯と生卵一個はおかわり無料という太っ腹なサービスも見逃せません。

スープの芸術、醤油そばと塩そば

ラーメンは、「麒麟児」一門らしい端正なビジュアル。鶏モミジやウィングチップで自然なとろみを出しつつ、首ガラの力強さと丸鶏の奥深さを融合させたスープは、91~92℃の温度帯で4~5時間かけて炊き上げる、クリアな旨味が自慢です。

かえしには4種の醤油を独自にブレンド。麺は「酒井製麺」(長野市)と共同開発した国産小麦の中細ストレート麺で、つるりとしたのど越しともちもちした食感が絶妙。肩ロース・ロース・鶏ムネ肉の3種のチャーシューはすべて低温調理。自家製メンマや添えられた柚子にも、“麒麟児イズム”がしっかりと息づいています。

「炙り地鶏塩そば」(1,850円)も要チェック。香ばしく炙った地鶏のまぶし御飯と、昆布・鯛煮干し・ホタテ・エビなどの旨味を凝縮した塩スープが一体となり、見た目からは想像できない力強さで味覚を揺さぶります。

今後の展開も見逃せない!

今後は、つけ麺やまぜそばといったラーメンメニューの拡充に加え、「まぶし御飯」のバリエーションとしてうなぎや黒豚の炙りといった新たな具材も登場予定。訪れるたびに新しい楽しみ方ができる、進化し続ける一軒となりそうです。

「小布施中華蕎麦 たか野」は、単なる“名店の味の再現”ではありません。髙野氏が6年にわたり培ってきた技術と哲学、そして食への探究心が結実した、“五感で味わうラーメン店”です。

一杯のラーメン、一膳のまぶし御飯が、ただの食事を“感動の体験”へと昇華させる。そんなひとときを、ぜひ小布施の新名所で体感してみてください。

小布施中華蕎麦 たか野
●オープン日
2025年5月20日(火)
●住所
長野県上高井郡小布施町小布施880-8
●電話番号
非公開
●営業時間
11時~14時30分(14時LO)、17時~19時30分(19時LO)※5月31日までプレオープン期間のため昼営業のみ
●定休日
月曜
●席数
18席
●駐車場
8台(満車時は無料の町営駐車場を利用)
●X
https://x.com/obusetakano
●Instagram
https://www.instagram.com/obuse.takano/

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