「デアデビル:ボーン・アゲイン」ヴァネッサ役、リキャストされて「理解できなかった」 ─ のちに続投決定、脚本に「興奮した」
ドラマ「Marvel デアデビル」(2015-2018)で、キングピン/ウィルソン・フィスクの妻ヴァネッサ役を演じたアイェレット・ゾラー。(MCU)の新ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」で一時的にリキャストされた際、その決定に納得できなかったことを明かした。
ゾラー演じるヴァネッサは、シリーズ最大の敵役キングピン(ヴィンセント・ドノフリオ)の妻であり、Netflix版のシーズン1から登場する重要なキャラクター。しかし「ボーン・アゲイン」では、当初はゾラーでなく「ハウス・オブ・カード 野望の階段」などのサンドリーヌ・ホルトの起用が。フォギー(エルデン・ヘンソン )やカレン(デボラ・アン・ウォール)といったNetflix版のキャラクターも登場しない方向で企画が進められていた。
もっともその後、シリーズの全面刷新により、ヘンソン&ウォールとともに復帰がしたゾラー。米のインタビューでは、当初の判断を「理解できなかった」と率直に語っている。
「私だけでなく、ヴィンセント(・ドノフリオ)とチャーリー(・コックス)以外のキャストをほとんど復帰させないという決断を下した理由がよく理解できませんでした。だけど、クリエイティブの変更が行われ、オリジナルキャストの復帰が決まってものすごく嬉しかったです。私はこのキャラクターが大好きで、もっと探求できる部分があると思っていたから。」
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ヴァネッサ役のリキャストが報じられた当時も、Instagramのストーリーズに「続投できなくて悲しい。 でも、私はいつだってヴィンセント・ドノフリオの大ファンです」と心情をゾラー。晴れて再演が決まり、ドノフリオと再共演した最初のシーンは「とてもよかった」という。「ヴィンセントとの仕事は楽しいし、復帰できてすごくワクワクしました。キャラクターを活かす演技が好きだし、俳優としても友人としても大好きです」。
ゾラーの復帰が発表された際、ドノフリオは「最初に連絡をくれたうちのひとり」だったらしく、「彼もきっと喜んでくれたと思います。しっくりきた感じがありますね」と語っている。作中のヴァネッサとキングピン同様、ゾラーとドノフリオの間にも特別な絆が築かれているようだ。
ちなみにシリーズの刷新にあたり、ヴァネッサの出番がどれくらい撮り直されたかは「わからない」し「興味もない」とのこと。もっとも、ゾラーは脚本を読んで「興奮した」という。「最初はヴァネッサの変化に驚きました。“どうなるんだろう”と思いましたが、いざ飛び込んでみると、非常に深いキャラクターだと気づいたんです。信頼関係や誠実さという、彼女たちの関係の新しい側面をどのように演じようかという興味が湧いてきました」。
「デアデビル:ボーン・アゲイン」はで配信中。
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