ボロボロのバッグも高額に?買取専門店に私物カメラの査定を頼むと驚きの結果が!
あなたの身のまわりにある品々にも意外な価値があるかもしれません。
北海道函館市の美原地区。
旧イトーヨーカドーの店舗跡に新たなショッピングセンターがオープンしました。
この奥にある『さすがや』という買取専門店。
いわゆる質店とは違い、宝石やブランド品などの買い取りだけを行います。
サントリーの高級ウイスキー「響」。
ウイスキーづくり100年を記念した限定品ですが、買い取り価格は8万円から10万円です。
ルイ・ヴィトンのデニム柄バッグ。
30年以上前のバブル期に、10万円で限定販売されたといいますが、買い取り価格は、15万円から25万円です。
また、小型バッグのルイ・ヴィトン「スピーディ」。
取っ手はボロボロで、値がつくのか心配になりますが、買い取り価格は、1万円から2万円です。
記者も査定依頼!思わぬ高額に
価格のポイントは「外国人」だといいます。
さすがやの中川裕介査定士は「買い取ったものはほとんどが需要のある、一番高いところに送るので高価買い取りをしています」
そこで、記者も試しに、2018年に発売された私物のデジタル一眼レフカメラとレンズ2本の査定を依頼しました。
すると、そのお値段は…なんと62万円!
思わず「売ろうかな…」と悩んじゃうほどの高額査定です。
こうして、買い取られた品々はどこへ行くのか?
実は、東京都の上野近くの「アメ横」の販売店に送られます。
連日、韓国などアジアの観光客の人気を集めているというのです。
日本の中古品は、きれいに使っていて「本物が多い」イメージが持たれていること。
日本人ほど新品に対する執着がないこと。
円安の追い風があること。
さすがやの担当者は「購買意欲が上がるというのは自然の摂理」と話していました。
大掃除を終えた今。
あなたの家にもお宝が眠っているかもしれません。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年12月20日)の情報に基づきます。