全国JOC水泳へ初出場 赤穂SSの塩田夏鈴さん
競泳の第47回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季競技大会(3月27〜30日、東京アクアティクスセンター)に赤穂スイミングスクールの塩田夏鈴さん(14)=片浜町、赤穂西中2年=が女子13〜14歳200メートル平泳ぎで初出場する。
元々は個人メドレーを主に大会に出場していた中、この冬に平泳ぎのタイムが急上昇。昨年4月に2分41秒台だった自己ベスト(短水路)は今月2日の記録会で2分33秒11まで伸び、JOの標準記録を突破した。大森雅敏コーチ(41)は「昨年末の中体連合宿をきっかけに力をつけた」と成長に目を見張る。
母が水泳指導者で、生後9か月で初めてプールに入った。6歳でスクールに入門し、「頑張って練習してタイムがどんどん伸びていくのが楽しい」と水泳に打ち込んできた。
最近は新たにチューブを使った筋力トレーニングを取り入れた。「スピード持久力をつけてレースの最後まで力を出し切れるように」と塩田さん。「次の年齢区分(15〜16歳)の標準記録も突破したい」と先を見据えている。