【高糖質・高塩分】シメのラーメンが命取りに?【眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話】
シメのラーメンが命取りに!
ラーメンは高糖質・高塩分の代表格
「最後にラーメンを食べないと終わった感じがしない」という人は多いのではないでしょうか。いわゆる「シメのラーメン」ですが、当然ながら糖質のとり過ぎになるのでNGです。同じ理由でお茶漬けを好む人もいますが、もちろんそれもダメです。
ラーメンのめんは糖質のかたまりです。夜遅くに食べればエネルギーを消費しないまま寝ることになり、そのままため込むことになります。しかもラーメンは塩分も高いため血圧も上昇します。本来休息するはずの時間帯なのに、肝臓も血管も休めなくなってしまいます。
アルコールを飲んだあとにラーメンを食べたくなる理由は、アルコールを分解する過程で体内の水分や塩分が多く失われるから。体が水分と塩分を両方とれるラーメンやお茶漬けを求めるのです。
そこでおすすめしたいのは、シメにはみそ汁をいただくこと。特にシジミやアサリのみそ汁は、貝類に含まれるタウリンが疲れた肝臓をいたわってくれます。二日酔い予防には長ねぎやシメジなどの具材もよいでしょう。
ほかには渋み成分のカテキンやビタミンB群が含まれた緑茶もおすすめ。ポリフェノールの一種であるカテキンは血糖値の上昇を抑えて糖の吸収を遅らせ、中性脂肪の合成を防ぎます。ビタミンB群は糖質の代謝をよくする作用があります。
どうして飲んだあとにラーメンが食べたくなるの?
体の中でアルコールを分解する過程で、水分や塩分が失われます。この失われた水分や塩分を補いたいと体が欲し、ラーメンなどの塩分を含んだ食べ物が食べたくなってしまうのです。
ラーメンに含まれる内臓脂肪を増やす三大悪玉
ラーメンには糖質、塩分、早食いとお酒と一緒にとれば内臓脂肪を増やしてしまう三大悪玉が含まれています。シメのラーメンは控えて、みそ汁や緑茶などを飲みましょう。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』監修:栗原 毅