平塚湘風高校北村さん・黒川さん 折り句で優秀な成績 友人や家族に感謝込め
平塚湘風高校の北村くれあさん(3年)と黒川愛莉さん(2年)が、(一社)日本折り句協会が主催する「第9回全国折り句コンテスト」の手描き部門で佳作を受賞した。同部門には、全国から約820通の応募があり、30人が入賞。同校からは、実用の書と書道の授業を受けている約50人が応募した。
折り句は、短歌や俳句の技法のひとつで物や土地の名前などを1文字ずつ読みこんだ言葉遊びの一種。同コンテストでは感謝を伝える折り句を毎年募集している。
北村さんは、「ともだち」をテーマに、『とても素敵で優しい友達が近くに居てくれてたのもしくて心強くてその存在だけで私も強くなれるだいじな事は目にみえないけれどちいさな幸せをいつもありがとう』という作品を制作した。参考にした本のフレーズやキャラクターのイラストも作品に描いた。北村さんは「熱が出て長く学校を休んだ時に友だちがサポートしてくれた。感謝の思いを綴った」と話した。
黒川さんの作品は「ありがとう」をテーマに、『あかるい日々の中で育ちりっぱな高校生になりました。がんばって勉強してたくさんあそんでとっても楽しい毎日今でも楽しい毎日。うんでくれてありがとう。この家にうまれてよかった。』。黒川さんは「学校で疲れて帰っても家族と過ごすとほっとするから」と家族へ感謝の気持ちを伝えた。