茅ヶ崎市、寒川町 議会に補正予算案など提出
茅ヶ崎市と寒川町はそれぞれ、議会に12月補正予算案などを提出した。補正後の一般会計の総額は茅ヶ崎市が979億6613万9千円、寒川町が206億7050万3千円となる。
茅ヶ崎市
茅ヶ崎市は11月28日開会の第4回茅ヶ崎市議会定例会に、補正予算10件、一部改正条例5件など33議案を提出した。
一般会計補正予算は14億805万円で、最も補正額が大きかったのは「民間保育所等運営事業費」。子どものための教育・保育給付交付金などの過配分を返還するための償還金利子及び割引料の増額に2億3739万1千円。次いで、利用件数増加に伴う「小児医療費助成事業費」として2億2174万1千円を計上した。
また2025年度から実施予定の小学校給食費の公会計化に向けた経費の増額分に87万8千円、来年完成予定の道の駅について、物価高騰に伴う工事請負費の増額分に8439万4千円を計上した。
寒川町
寒川町は、11月27日に開会した町議会第1回定例会12月会議に、補正予算案や寒川町健康管理センターの指定管理者の指定についてなど13議案を提出した。
一般会計補正予算は3億6276万7千円。主な事業として、障害者に対する介護給付や福祉等の給付見込みの増加に伴う障害福祉サービス費など「障害者自立支援給付事業」に1億4689万1千円、医療受診件数の増加にともなう「小児医療費助成事業費」と「ひとり親家庭等医療費助成事業費」に3628万円、子宮頸がんワクチン接種者の増加に伴う個別接種委託料などの「母子予防接種事業費」に3107万3千円、「消防体制充実事業費」に1642万3千円などを計上した。
また、小中学校の老朽化した机や椅子などの購入費として58万6千円を計上した。