緑図書館で10日まで展示 プラごみ問題に関心を 廃材活用した作品も登場
横浜市内でのプラスチックごみの新たな出し方や、環境問題などに一層関心を高めてもらおうと、緑図書館の中廊下と入口ホールで4月10日(木)まで、「考えてみませんか?プラスチックのこと」と題した展示が行われている。
中廊下では、昨年10月から市内9区、今年4月から全市で実施されている、プラスチックごみの新たな出し方について、分かりやすくまとめた冊子を配架。同図書館の司書によると、展示初日の3月27日、来館者が次々と冊子を持ち帰って行き「地域の人たちの関心の高さを感じた」という。
環境問題に関連する絵本や専門書など多くの図書も展示されており、これらは借りて読むこともできる。
また、公益財団法人かながわ海岸美化財団が所有する海岸ごみの実物も展示。県内の海岸で回収された無数の注射器やたばこの吸い殻が透明な筒にぎっしりと詰め込まれており、来館者の注目を集めている。
野生動物への影響も
さらに、有人潜水調査船が深海で撮影した動画をモニターで表示。真っ暗な海底に廃棄されたタイヤやペットボトルなどのごみを捉えた映像などを視聴できる。
また、オーストラリアの島で発見された鳥の死骸の体内から、小さなプラスチック片が大量に見つかる場面も流れる。映像は、さまざまな野生動物が食べ物と間違えてプラスチック片を飲み込んでしまう現状について、警鐘を鳴らしている。
緑図書館の入口ホールには、体長1・5mの「ごみザウルス」が登場。脚は空き缶、指は洗濯ばさみ、首はゴムホースで創られた立体作品に多くの親子連れなどが足を止めて見入っている。
14日からは区役所で
パネルや動画、海岸ごみの実物、ごみザウルスなどは、緑区役所に場所を移して4月14日(月)から18日(金)まで展示される。同区役所内では期間中、三保小学校の児童が制作したごみアートも展示するという。
区地域振興課の担当者は、ごみ問題について「一人ひとりができることは小さくても、みんなで協力すれば大きなことができる。『自分事』として考えていただきたい。特に、次世代を担う若者や子どもたちに関心を高めてもらえれば」と話している。
問い合わせは区地域振興課【電話】045・930・2241。