《保存版》夜泣き知らずの赤ちゃんに!今日からできる3つの予防ステップ
こんにちは! 大阪出身、沖縄県うるま市在住の與古田すみれです。うちなー嫁であり、乳幼児睡眠コンサルタント、そして琉球ガラス職人としても活動しています。 OKITIVEでは、赤ちゃんの睡眠に関する正しい知識を、沖縄の気候や暮らしに合わせてわかりやすくお伝えしています。今回は「夜泣き」に悩むすべてのご家族に向けて、今日から実践できる“夜泣き予防の3つのステップ”をお届けします!
夜泣きは予防できる!赤ちゃんもママ・パパもぐっすり眠れる方法
あるママさんが私の睡眠講座でこんなお話をしてくれました。 「第一子の時、夜泣きが酷く私も夫も2人して寝不足になり、心の余裕もなく、子どもが可愛いと思えなかった。こんなに辛いなら2人目は作れないと思ったけど、友達の紹介で睡眠コンサルタントの存在を知って、夜泣きを改善できたり、そもそも予防出来る方法があると知って希望が持てました。」 夜泣きは、赤ちゃんだけの問題だけでなく、夜泣きに対応するママ、パパの体力や心の余裕を奪います。 そうすると、ちょっとした事でイライラしたり、身体がだるく気分が上がらなかったり、産後うつの原因にもなります。 赤ちゃんが夜泣きを改善しねんね上手になると、お昼寝中や夜間の授乳の合間に親の私たちもぐっすり眠れるようになり、「○○ちゃんってこんなにも可愛いの!?」と思えるほど育児が180度変わることも。 本日は夜泣きを予防したい方はもちろん、夜泣きを改善したい方にも有効な子どもの睡眠知識をお伝えします。
夜泣き予防ステップ①:お昼寝を減らすのはNG!
約5年前、私の娘が生後半年の頃にある日突然夜泣きが始まりました。 その頃は子どもの睡眠知識はなく、どうしたら夜ぐっすり眠ってくれるのだろうと考えに考えた末、私が出した結論は「お昼寝を減らす、夕方4時以降のお昼寝をさせない」でした。 でも結果は逆効果。夜泣きは悪化し、親子でぐったり…。 そうなんです、お昼寝を無くしたり、減らしたりする事は赤ちゃんにとって一番やってはいけない事だったんです。
実は赤ちゃんにとってお昼寝はとても重要。睡眠不足になると脳が「覚醒ホルモン(コチゾール)」を過剰に分泌し、興奮状態に。疲れているのに眠れないという悪循環が夜泣きにつながるのです。 ※コルチゾールとは、生命維持に欠かせないホルモンの内の一つで、早朝に多く分泌され「目覚めを促す」という役割を持っています。そんなホルモンは身体が疲れた時に過剰に分泌され、脳は興奮(覚醒)状態にしてしまうのです。 赤ちゃんには、眠たいときに眠らせてあげるのが基本! 特に生後半年ごろまでは、起床・就寝・お昼寝にばらつきがあるのが普通です。 こんなサインが見えたら、寝かしつけのチャンス: ・あくびをする ・目をこする ・ぼーっとする
夜泣き予防ステップ②:寝室は“真っ暗”に!
赤ちゃんの睡眠環境は、光の影響を大きく受けます。 ・カーテンの隙間からの光漏れ ・常夜灯のつけっぱなし このようなわずかな明かりでも、赤ちゃんの脳は「起きる時間」と錯覚してしまいます。 その結果、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が減り、夜泣きの原因に。 【Point】 ・寝室はできるだけ真っ暗に! ・窓には遮光シートを貼って、光漏れをシャットアウト ・夜間の授乳やおむつ替えには「授乳ライト」を使いましょう 遮光シートや授乳ライトは、Amazonや楽天市場で気軽に購入できますよ♪
夜泣き予防ステップ③:「暑さ」に要注意!
実は暑さこそが赤ちゃんの夜泣きの原因として非常に影響があります。 赤ちゃんは大人よりも体温調節が未熟で、室温の影響を強く受けます。 「エアコンは冷えすぎが心配」と思いがちですが、実は適温を保つことで赤ちゃんはぐっすり眠れます。
【Point】 ・エアコンを上手に活用し、室温は24~26℃程度に ・汗をかきやすい赤ちゃんには、通気性の良いパジャマや肌着を選びましょう ・扇風機を直接当てるのではなく、空気を循環させて快適に エアコンを付けるかつけないかで迷う時は、エアコンをつけて部屋の温度を一定にすると赤ちゃんの体温調節機能の負担も少なく、眠りやすくなりますよ!
まとめ
いかがでしたか? 今回は、夜泣きを予防・改善するために、誰でもすぐにできる3つのステップをご紹介しました。「こんなことで変わるの?」と思われるかもしれません。でも大丈夫。赤ちゃんの睡眠には“ちょっとしたコツ”がたくさん隠れています。 私も最初はうまくいかず、試行錯誤の連続でした。でも、正しい知識と環境を整えることで、親も子どもも笑顔で過ごせるようになりました。 かけがえのない育児の時間を、もっと幸せなものに。 これからも、あなたの子育てを全力で応援していきます!