逆転Vへ、初タイトルへ、阪神・才木浩人が11勝目狙う、DeNAはジャクソンに託した
5月12日DeNA戦で完封勝利を挙げた才木浩人
阪神・才木浩人が29日のDeNA戦(横浜)に先発する。今季は20試合に登板して10勝3敗、防御率1.58。自身初の2桁勝利を挙げている。
DeNA戦は5月12日に登板し、4安打完封。味方打線の援護は1点しかなかったものの見事にリードを守り切った。
189センチの長身から投げ下ろすストレートは平均148.4キロ。キレの良いスライダーと落差の大きいフォーク、さらに時折投げる平均109.3キロのカーブを駆使し、緩急自在の投球で抑え込んでいる。
4位DeNAはクライマックスシリーズ進出を争う3位・阪神との直接対決に執念を燃やす。才木が強力打線を封じ込んで11勝目を挙げれば、チームの優勝争いと自身のタイトル争いでも大きく前進するだけに負けられない一戦だ。
阪神戦5試合で防御率1.53のジャクソン
一方のDeNAはアンドレ・ジャクソンが先発する。来日1年目の今季は20試合登板で5勝7敗、防御率3.26。190センチの長身から平均151.8キロのストレートを投げ込む。
阪神戦は5試合に登板して1勝1敗、防御率1.53。白星こそ4月2日の1勝のみだが、どの試合も内容は悪くない。今日もまずはしっかり試合を作りたい。
27日の試合では三浦大輔監督が珍しく鬼の形相でウィックに降板を命じるシーンがあった。不満を示す助っ人を前に勝利への執念を見せたのも、阪神との3連戦を重要視している証拠だろう。
CS進出、さらに優勝争いに参入するためにもどうしても勝ちたい一戦。ジャクソンの右腕にかかる期待は大きい。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・M.ヤフーレ-巨人・Y.メンデス(神宮)
中日・松葉貴大-広島・九里亜蓮(バンテリンドーム)
【パ・リーグ】
ロッテ・D.カイケル-西武・渡邉勇太朗(ZOZOマリン)
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記事:SPAIA編集部