『母と暮らせば』舞台映像の上映やトークショーなど、こまつ座 戦後80年イベント『井上ひさしの魂を次世代へ』が開催
2025年7月23日(水)~27日(日)紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて、こまつ座戦後80年イベント『井上ひさしの魂を次世代へ~戦後80年 戦争の記憶を∞に未来へつなぐ5日間』が開催される。
1983年、作家・劇作家の井上ひさしが座付作家として立ち上げ、翌年『頭痛肩こり樋口一葉』で旗揚げされたこまつ座。以降、井上ひさしに関わる舞台を中心に作り続けている。演劇で平和を伝えたいとしていた井上ひさしの魂を引き継ぎ行われる今回のイベントは、山田洋次監督によってこまつ座「戦後“命”の三部作」と命名された 『父と暮せば』『木の上の軍隊』『母と暮せば』から、こまつ座主催のイベントとしては初の舞台映像の上映会(『木の上の軍隊』『母と暮せば』)、ならびに、スペシャルゲストに普天間かおり(『木の上の軍隊』語る女 役)、平一紘監督(映画「木の上の軍隊」(7月25日(金)全国ロードショー)監督)、富田靖子(舞台『母と暮せば』母・伸子役)を迎えてのミニコンサート、トークショーが予定されている(『父と暮せば』は、2025年7月21日(月・祝)まで紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演中)。
劇場内には、こまつ座や作品の歴史に触れられるよう、舞台や映画に関する写真・チラシ・ポスター・資料などが展示されるとともに、こまつ座のグッズやthe座バックナンバーを特別価格で販売。また、『戦後80年から永遠に展』を同時開催。これまでのこまつ座作品のせりふの数々から、後世に語り継ぐべき戦争の記憶を届けるせりふの展示が行われる。イベント詳細は公式サイトを確認してほしい。