人生は一瞬！上越市出身のBMXレーサー中井飛馬さんの映画公開
世界で活躍する上越市出身のBMXレーサー 中井飛馬さんに密着したドキュメンタリー映画が4月5日（土）から高田世界館で一般公開されます。ひと足早く20日（木・祝）に、上映会と舞台挨拶が行われました。
BMX ドキュメンタリー映画 「Life is snap」予告より
「オリンピックだけじゃなくてどんなレースにも勝ちたい。その先にオリンピックがあると思うから…」
中井飛馬さんは、5歳からBMXをを始め、10代で世界選手権の決勝に進出。アメリカの強豪チームからスカウトされるなど、世界でも注目のBMXレーサーです。
プロ1年目の2019年に全日本選手権で優勝。2021年には日本人として初めてUCIワールドカップシリーズのU23チャンピオンに輝きました。その一方で、度重なるケガに見舞われ、去年開かれたパリオリンピックへの出場は叶いませんでした。
BMX ドキュメンタリー映画 「Life is snap」予告
今回公開されるのはパリオリンピックの予選シーズン中に密着したドキュメンタリー映画で、題名は「LIFE IS SNAP」です。
20日（木・祝）は高田世界館での一般公開を前に、上映会と舞台挨拶が行われ、中井さんや監督が登壇しました。
BMXレーサー 中井飛馬 さん
「この作品で伝えたかったことは、日々を全力で生き抜く大切さ。Life is snapを直訳すると、人生は一瞬。人生は、いつまでもあるわけではない。やりたいことや気になることを本気でやる。同じ人間だからできる。失敗してもまたやればいいと感じてほしい」
映画は中井さん自身が企画しました。監督を務めたのは新潟県出身で東京を拠点にクリエーティブディレクターとして映像制作などを手がけるほか、自身もBMXライダーという廣瀬”MARCO”裕平さんです。
BMX ドキュメンタリー映画 「Life is snap」予告
映画では、襲い来るケガの恐怖と戦いながら、何度でも立ち上がる中井さんの姿が描かれています。
訪れた人
「なかなか最近世界に行っているため、間近で見られなかった努力が映像で見られた。お母さんの気持ち」
「折れてもすぐ切り替えて、ずっとジム行っているのがすごい。自分もこうなりたい」
BMXレーサー 中井飛馬 さん
「BMXをやっていない人に見てもらいたい。誰にでも通ずるメッセージが詰まっている。例えば会社に勤めている人でも、学生や子どもでもいいので、何か刺激をもらえると思うので」
BMX ドキュメンタリー映画 「Life is snap」予告
映画「LIFE IS SNAP」は4月5日（土）から高田世界館で公開されます。