よゐこの有野晋哉さん!イタ車で旧車でマニュアル車の苦悩を語る
カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする番組。
今週はお笑いコンビ「よゐこ」の有野晋哉さん登場!
これまでの愛車を振り返りつつ、旧車の魅力、そしてマニュアル車へのこだわりを伺いました。
有野さんの初めての愛車
有野さんが初めて車を購入したのは20代後半、
ファーストカーとしてチョイスしたのは、なんとイタ車(しかも旧車)!
マニアが憧れてやまない「ランチアデルタインテグラーレエボ2」でした。
黄色のマシンでマニュアル走行を堪能されたそうです。
そもそも憧れの1台だったランチア。
ある日、車の購入を検討してる時、訪れた車屋さんに展示されていたことから購入に至ったそうです。
その時の店員さんのセールストークは…
「有野さんが今、買うんだったら買えますが、でも購入を考えるんだったら2番手になります」。
さらにローンが通るかわからないと話をすると「今日、たまたまローン会社がいるんで聞いてみます」からの「ローンが通るんで大丈夫です」と、完全に脇を固められてしまい、即決せざるを得ない状況に。
頭金2万円で420万円のローン契約を結び、無事、ランチアオーナになったそうです。
ちなみにマネージャーにランチアの購入を相談したところ「欲しい車も買えないようなら芸人なんかやめてしまえ」と言われたとか。
これはもう、買わないわけにはいきませんよね。
壊れまくったランチア
旧車のメンテは大変だと言われます。
しかもそれがイタ車になると…
有野さんもその洗礼をモロに受けたそうで、5年ほどのオーナーライフのうち2年は代車生活。
エアコンが効いたことがないとか、左のウインカーの点滅が怪しかったりとか、そして度重なるオルタネーターの故障とか…
さすがイタ車ですね。
ちなみに有野さんのランチアにとっての初レッカーは納車当日??
フジテレビの駐車場を出る際、坂道発進をすることに。
真後ろにはなんと、芸人仲間の加藤浩次さんのアルファロメオ。
ビタっと後ろをつけられてしまい、ちょっとでも下がってしまうとぶつけちゃうかも!?
そんな緊張感の中、無事に坂道発進に成功したと思いきや、後ろが気になるあまり前方不注意。
植え込みに突っ込んでしまい、緑色の液体がドバドバと…。
夜中1時ごろにレッカーで運んでもらったそうです。
マセラッティクーペ
ランチアの他にも所有した車を伺うと、やっぱりイタ車(しかも旧車)の「マセラティクーペ」。
この車の思い出は「フライデーされたこと」と振り返ります。
~当時の記事~
2020年6月19日号。渋谷の鮮魚店。
寝癖を放置したまま出てきたかのように、豪快に髪を逆立てている・・・と。
約20年前のモデルのイタリア車に乗り込み、派手なエンジン音を響かせ颯爽と走り去っていった。
記事そのものはどーでもいい内容。
ですが有野さん的に許せなかったのが「マセラティ カンビオコルサ」と表記されていたところ。
カンビオコルサはオートマ。
一方でクーペはマニュアル。
オーナーとしては、その間違いはあり得ないとか。
事務所にも「訂正を入れてもらおうか」と申し出たそうですが、「そんなのどーでもいい!」と一蹴されたそうです。
車好きとしては絶対に間違えてもらいたくなかった…
ちなみにマセラッティクーペも壊れまくったそうで、特に内装のプラスチックがどんどん割れていったそうです。
スイッチ類も割れてもげたり…
しかしすでに部品は欠品。
さらにお店から「これからどんどん割れていきます」と言われ、それで売却したそうです。
(TBSラジオ『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』より抜粋)