年越しそば 準備着々と 組合「地元の味楽しんで」
長寿を願い、悪い縁を切るといった意味があるとされる年越しそば。市内のそば店では大みそかに向け、着々と準備が進められている。14店が加盟する茅ヶ崎そば商組合では「地元の店の味を楽しんでほしい」と呼び掛ける。
「年越しそばは日本の伝統。今でも多くの人が大みそかにおそばを食べています」。そう話すのは同組合の古田島健組合長。
各店で異なる対応
例年、大みそかは普段以上に来店客が訪れるため、組合に加盟している各店では店内飲食に限定したり、天ぷらの種類を絞る、店頭での販売のみにする、などの対応を決めているという。
すでに加盟店の中には大みそか当日の対応や品書きを店頭に貼るなどの動きも出ており、古田島さんは「昨年の暮れはコロナ禍が明けたのも影響したのか、近年でも最高といってもいいほど忙しかった。今年も同様の混雑が予想されるので、お客様には早く案内したい。それぞれ対応が違うので事前に確認してもらえれば」と話す。そして、「各店では大みそかもいつものように笑顔でお客さんをお迎えできるよう頑張ってほしい。やっぱり日本の一年の締めくくりはおそば。しっかり食べてもらい、来年も良い一年にしてほしいですね」と願った。