×NG:ケガしてもできるトレーニングがあるぞ!【そのコーチの教え、本当に正しいの? 少年野球 ワンランク上の選手になるための新常識52】
ケガをした時に、一番大事なのは「治療に専念する」こと。
素人考えで、できることをしようとすることが症状を悪化させたり、完治を遅らせることになったりする。
例えば、足をケガした時に「腕なら大丈夫だろう」とトレーニングを始めると、神経はつながっているので、無意識に足にも力が入っ
てしまい、治療に響いてしまうケースもある。
安易な自己判断で動かず、しっかりとドクターの指示に従って治療を進めていくことが大切である。
「今できること」は練習や、筋力トレーニン グに限らない。
チームメイトが指導を受けているのを見学したり、YouTubeでプロ野球選手のプレーを研究することでも構わないのである。
たいていは大人がやらせたがる場合が多いので、たてぶり先生は「休むことも大事な練習」だと、大人にも子供にも伝えている。
ケガをして野球ができない時間が本当に野球が好きかどうか、自分を見つめ直す良い機会にもなるのである。