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サッカー男子のDF伊藤洋輝(ジュビロ磐田ユース出身)が代表復帰戦で先制の起点に!鋭い縦パスで8大会連続W杯出場を手繰り寄せる

アットエス


サッカー日本代表がホーム・埼玉スタジアムでバーレーン代表に2-0で勝ち、8大会連続のワールドカップ(W杯)出場を決めました。ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘン所属のDF伊藤洋輝(浜松市出身、磐田ユース出)がけがから約9カ月ぶりに代表に復帰してフル出場。先制点の起点となる縦パスを送り、勝利に貢献しました。

一問一答

―先制点の起点になるパスだった。
「うまく前をのぞけたタイミングで(上田)綺世も動き出してくれた。いいボールが入って良かった。相手に挟まれていたのでイチかバチかのところはあったが、持ち出したタイミングで綺世が一歩下りてきてくれて、うまく左足に付けてきれいにターンしてくれた。長い距離のパスはリスクもあるが、自分で持ち出して取られるよりは、パスが引っかかった方がまだいいかと思った」

―最終予選は初出場。周りと合わせる時間は2、3日だけだった。
「バーレーンも合宿してきたという情報もあり、本当に完成度か高くてやりづらいチームだった。まずはしっかり勝利してW杯を決められて良かった」

―決まった瞬間の感情は。
「あんまり実感は湧かなかった。最後にみんなでお祝いしたあたりから実感が湧いてきた。キャプテンからW杯で優勝するという目標を全員と共有できたので、ここから最終予選3試合、親善試合でチームの積み上げをもっとしていければいい」

―W杯出場を決める試合に出て、本大会に出る価値はどう考えるか。
「世界的に見ても一番大きな大会で、誰もが目指している舞台。一選手としてそこの舞台に改めてもう一度立ちたい思いは、前回大会で悔しい思いをした身として持っている。長友選手が何度も何度も目指すあの気持ちも改めて分かる。一年以上あるが、一つ一つの試合を大事にやっていきたい」

―W杯優勝を目指している。
「最終予選が始まる前からみんな口にしている。前回大会でドイツとスペインに勝利して、クロアチアに負けたが、トーナメントは本当に小さな差。そこをどう突破していくかが大事だと思う。厳しい戦いをしっかり乗り越えられるような自分たちのパフォーマンスや選手層の厚さが必要になってくる」

―世界トップレベルを日々体感していて、これから日本代表が高めていかないといけないと思う部分は。
「個の力でどれだけできるかというところ。(バイエルンの同僚の)ムシアラやハリー・ケインを見ててもやっぱり練習でもバンバン点をとる。一人でも苦しい局面を変えられる選手は重要になる。今日も(鎌田)大地君が入ってきて流れをよりぐっと持ってきてくれた。代表よりチームでの活動の方が長いので、高いレベルでプレーする個々がそれぞれ成長した上で集まって、チームとして機能すればおのずと上にいける」

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