朝の過ごし方で1日が変わる!幸福度が高い人が“あえてやらない”3つの習慣【40代前後の女性に調査】
仕事や家庭を両立するアラフォー女性にとっては、心のゆとりを作るため、限られた時間の中で自分を大切にする習慣がとても大切です。中でも朝は1日の気分を左右する大事な時間。そこで今回は、仕事と家庭を両立するアラフォー女性に、幸福度を上げる朝の過ごし方や心の余裕を保つ習慣について伺いました。
今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、仕事と家庭を両立するアラフォー女性の皆さんに、幸福度を上げるための工夫や心の余裕を保つための習慣について伺いました。さっそくご紹介します。
最近「幸せ」を感じていますか?
まず「自分の人生への満足度」について伺ったところ、最も多かった回答は「まあまあ満足している」(70.8%)でした。日々の中に小さな不安や不満、思い通りにいかないことはあっても、自分なりに折り合いをつけ、前向きに過ごしている人が多いようです。
また、「幸せを感じる瞬間」についてもお聞きしたところ、半数以上の人が「週に何日かある」と回答しています。特別な出来事がなくても、日常の中で小さな喜びを見つけている人が多い結果となりました。
国連関連組織が発行する『世界幸福度報告』によると、幸福度とは、『自分の人生にどれだけ満足しているか』という主観的な幸福の程度を示す指標のこと。これは必ずしもお金や地位などの外的要因だけで決まるものではなく、心の充実や日常の穏やかさといった内面的な要素も大きく関係しているとされています。暮らしの中に小さな幸せを感じ取ることが、前向きな気持ちを保つ秘訣と言えそうですね。
幸福度が高い人が朝にやらないNG習慣3つ
日常で幸せを感じているアラフォー女性は、朝の過ごし方も工夫しているようです。ここからは、アラフォー女性が忙しい朝の時間帯に「あえてやらない」と決めていることについてご紹介します。
NG1. スマホやSNSのチェック
『脳に良くないと聞いたから』
『いろいろネットサーフィンしてしまうので』
幸福度が高い人が朝に避けているNG行動のひとつが、スマホやSNSのチェックです。SNSやニュースを眺めているうちに、他人と比較して気分が落ち込んだり、必要のない調べものに時間を費やしてしまい、時間をムダにしてしまったりすることはよくありますよね。アンケートでは「気分が下がる」「時間を無駄にしたくない」などの理由から、SNSのチェックはしないといった回答が多く見られました。
NG2. ネガティブなニュースを見る
『ネガティブなニュースに触れないようにしています。 そうするだけで朝を明るい気持ちで過ごせるのでおすすめです!』
『子どもも私もつい見てしまい、次の行動が遅くなる』
『テレビはつけないで静かにしている。 いつも賑やかなので、朝は静けさを満喫したい』
幸福度が高い人が朝に避けているのが、テレビやネットニュースなどでネガティブなニュースに触れることです。暗い話題や刺激の強い情報に触れると、気分が沈んだり、不安が残ったりする原因に。アンケートでも「朝は明るい気持ちで過ごしたい」「自分のペースで静かに過ごしたい」といった回答が目立ちました。
NG3. 二度寝をしてダラダラ過ごす
『全部終わるまで座らない。やり終わった後にソファに座る瞬間が最高すぎるので』
『平日の朝は二度寝はしない。時間がもったいないから。休日の朝は二度寝をする。二度寝の時間が幸せだから』
『パジャマでだらだらしない』
二度寝をしてダラダラ過ごすことも、朝についやってしまいがちなNG行動のひとつです。眠気が残っているとつい布団のぬくもりに負けてしまいがちですが、二度寝をするとかえってだるさを感じやすくなる場合も。
特に平日の朝は「時間がもったいない」と感じる人が多く、中には「用事が全部終わるまで座らない」と決めている人もいました。身支度や家事を済ませてからゆっくり休むほうが気分もすっきりしますよね。パジャマのまま過ごさず、朝の行動にメリハリをつけることが、充実した一日をスタートさせるコツと言えそうです。
「やらないこと」を決めて心に余白を作ろう
忙しい朝の時間をどう使うかは、その一日の気分を決める重要なポイントです。自分のペースを保つには、限られた時間の中で「やること」を増やすより、「やらないこと」を明確にすることが大切。
朝の過ごし方を見直し、不要なタスクをあえて手放す習慣を身につけることで、思考や行動に余白が生まれ、気持ちにもゆとりが生まれるようです。忙しい日々の中でも、自分のペースを保つコツを見つけて、楽しみながら過ごしていきたいものですね。
今回の記事が、読んでくださった皆さんにとって、朝の時間をより心地よく始めるためのヒントになればうれしいです。
糸野旬/ライター