サミュエル・L・ジャクソン、J・J・エイブラムス&グレン・パウエルの謎映画に出演交渉中
『アベンジャーズ』シリーズなどのニック・フューリー役でおなじみのサミュエル・L・ジャクソンが、『スター・ウォーズ』続編シリーズ2作で監督を務めたJ・J・エイブラムスと『トップガン マーヴェリック』(2022)で注目されたグレン・パウエルがタッグを組む謎のプロジェクトに出演交渉中だとわかった。米が報じている。
企画の詳細は謎に包まれている。タイムトラベルが絡む物語になると推測されたこともあったが、情報筋によるとそうではないという。
ジャクソンとの交渉が成立すれば、パウエルに加え、すでに出演が決定している「ウェンズデー」(2022-)『ビートルジュース ビートルジュース』(2024)のジェナ・オルテガ、『ナイル殺人事件』(2020)『バービー』(2023)のエマ・マッキーと共演することになる。主役は3人になると見られているが、キャラクター名などの詳細は明かされていない。監督を務めるエイブラムスは脚本も手がけ、エイブラムスが率いるプロダクション会社Bad Robotが製作を担う。
すっかりニック・フューリー役のイメージも定着したジャクソンだが、マーベル映画の合間を縫い、ここ近年はアクション映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』(2020)をはじめ、人種差別と戦うビジネスマンを描いたApple TV+の映画『ザ・バンカー』(2020)、ホラー映画『スパイラル:ソウ オールリセット』(2021)など様々なジャンル作品に出演している。
2024年だけでも、マシュー・ヴォーン監督の犯罪コメディ映画『ARGYLLE/アーガイル』、オーガスト・ウィルソンの戯曲を映画化したの『ピアノ・レッスン』に登場し、アニメ映画『ねこのガーフィールド』では主人公ガーフィールドの父親ヴィック役の声を担当し、枠にとらわれない活躍を続けている。大ベテランのジャクソンの出演が決定すれば、すでに決定済みの若手キャストと世代を超えた演技の掛け合いが期待できそうだ。
J・J・エイブラムスにとっては『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)以来の監督作となる本企画は、英国で2025年春に撮影開始見込み。公開時期は未定。
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