原口健飛、白鳥大珠ら8人がフェザー級世界最強をかけて対戦! 12/21『GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX』開催
『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2024 FINAL~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~』が12月21日(土)、幕張メッセ イベントホール(千葉県)で開催される。
立ち技格闘技でGLORYとRISEがタッグを組んで行う、リミット65kgのフェザー級世界最強を決める過酷なワンデートーナメントで、日本からは原口健飛(RISE/ISKA世界ライトウェルター級王者、第6代RISEライト級王者)と白鳥大珠(RISE/RISE WORLD SERIES 2019 ‐61kg 王者、第5代RISEライト級王者)が出場する。
世界からはペットパノムルン・キャットムーカオ(GLORY/タイ/GLORY 世界フェザー級王者、初代RISE世界スーパーライト級王者)をはじめ強豪がやって来る。ほかはイ・ソンヒョン(RISE/韓国/第4代RISEミドル級王者、第2代RISEライト級王者)、ベルジャン・ペポシ(GLORY/アルバニア/GLORY フェザー級4位)、チャド・コリンズ(RISE/オーストラリア/第2代RISE世界スーパーライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)、エイブラハム・ヴィダレス(GLORY/メキシコ/GLORY フェザー級2位)、ミゲール・トリンダーデ(GLORY/ポルトガル/GLORYフェザー級1位)という面々。誰が優勝してもおかしくない8人がそろった。
10月22日には抽選会が行われ、8選手もリモート参加。1回戦(3分3R延長1R)の対戦枠を自分自身で選んだ。同じ団体の選手同士が1回戦で当たらないようにした結果、カードは次のように決まった。
■1stラウンド.1
白鳥大珠(RISE) vs ペットパノムルン・キャットムーカオ(GLORY)
■1stラウンド.2
イ・ソンヒョン(RISE) vs ベルジャン・ペポシ(GLORY)
■1stラウンド.3
チャド・コリンズ(RISE) vs エイブラハム・ヴィダレス(GLORY)
■1stラウンド.4
原口健飛(RISE) vs ミゲール・トリンダーデ(GLORY)
日本の格闘技ファンが見たい1回戦のカードを募集したところ、1位は原口健飛 vs ミゲール・トリンダーデ、2位は白鳥大珠 vs ペットパノムルン・キャットムーカオだったが、その通りの顔合わせとなった。
これを実現したのは、ファン投票結果を事前に聞いた白鳥の男気。抽選でGLORYの1人目となったペットパノムルンがG1枠に入ると、RISEの1人目となった白鳥が、やや迷いなながらもR1枠を選択。ファンの期待に応えた。
1枠を選んだ理由を聞かれた白鳥は「このメンバーは誰もが最強と言っていいくらい強い。その中でもGLORYの世界チャンピオンは一番強いかなと思います。その選手を1回戦から行く。一番辛い道を行くのは成功への近道ということで、選ばせてもらいました」と、相手をリスペクトしながら闘志を燃やした。
対するペットパノムルンは「白鳥選手と戦えることをうれしく思います。全選手強いと思っていますし、その中で白鳥選手と戦えるのは光栄です。楽しい試合になることは間違いないと思います」と、自分を選んでくれた白鳥に敬意を払いつつ、GLORY王者らしく自信ものぞかせた。
そして、GLORYの2人目のペポシがペットパノムルンと同じ山のG2枠に入ると、RISEの2人目となった原口は「決勝でペッチとやりたいので」と反対側の山のR4枠を選んだ。その後、GLORY3人目のヴィダレスがG3枠を選んだ結果、原口の対戦相手はミゲールに決まった。そして、RISE3人目のコリンズがR3枠を選択して全枠が確定した。
原口は「元々ミゲールとやりたいと思っていたんで、かなりうれしい。厳しいなとも思いますが、しっかり勝って思いに応えられるようにしたい」とやる気十分。対するミゲールは「日本のファンを喜ばせる組み合わせになってたいへん喜ばしい。原口選手はたいへん強い選手で、戦えることはとても楽しみ。楽しい試合になることは間違いない。必ず勝ちにいきます」と強豪撃破を誓った。
リモート会見の終わりに、白鳥は「決勝で原口選手との日本人対決で盛り上げられたらと思う」、原口は「とりあえずミゲールに勝つことに集中する」とそれぞれコメント。言葉の内容は違うものの、ともに日本を代表して戦うことにプライドをのぞかせた。
1日3試合を勝ち抜かないと、頂点に立てないワンデートーナメント。優勝者は誰になるのか予想はつかず、すべての試合から目が離せない。チケットは10月31日(木)23:59までイープラスで最速抽選販売を先行受け付け中だ。