駒岡中町長生会 サロンを全老連会長が視察 独自の活動などを評価
駒岡中町会の老人会、長生会が行う「友愛サロン」で2月28日、全国老人クラブ連合会の村木厚子会長や区老人クラブ連合会の日向邦夫会長が視察に訪れた。
これは、話し相手や見守りを必要とする高齢者を同世代で支える老人クラブの「友愛活動」において、昨年に区内で行われた全体研修会で長生会が友愛サロンの取組みを発表したことがきっかけ。
同サロンは、同町会の星野洋子さん=「人物風土記」で紹介=が8年ほど前に企画。地域の高齢者が自宅に引きこもってしまわぬよう、月に1回集まって体操やゲームなどを一緒に楽しみ、積極的に参加してもらえる場を設けている。
当日は約40人が参加。健康維持のためのタオル体操や、脳トレに繋がるじゃんけんゲームのほか、みんなで替え歌を歌って楽しむ様子などが見られた。また、星野さんが考えた「脳トレカード」ゲームは、青や赤など色を表す言葉が違う色で書かれた札を迷わずに取り合うもの。これに全老連の村木会長も参加し、会員との交流を楽しんだ。村木会長は「数々の工夫された取組みが素晴らしい。初めて参加した私も皆さんが快く受け入れてくれて、交流を楽しめました」と感心した様子で語った。
星野さんは「サロンではゲームなどで間違っても誰も責めないし、誰もが楽しめるように工夫をしている。これからも皆さんと一緒に楽しい体験をしていけたら」と笑顔で語った。