駐日リトアニア大使 平和のための行動伝える 神田中で講演
平塚市立神田中学校（桂山賢二校長）で２月19日、駐日リトアニア共和国特命全権大使のオーレリウス・ジーカスさんの講演会が開催された。平塚市が主催。
ジーカスさんは、第２次世界大戦中にカウナス市に置かれた日本領事館に勤務し「命のビザ」で６０００人以上のユダヤ人を救った外交官・杉原千畝（１９００〜86）について講演。幸福や平和のために自分自身で考え行動することの大切さを伝えた。
カウナス市は平塚市の姉妹都市で、これまで多くの交流事業を展開してきた。同校は、生徒の自己の生き方について考える機会とするためにジーカスさんを招いた。
ジーカスさんは生徒からの「民族間の差別を無くすにはどうしたらいいか」という質問に「お互いを尊重し、ルールを守ることだ」と訴えた。
