襷にかける意地とプライドがぶつかる関西No.1を決める歴史ある大会。【~第86回 関西学生対校駅伝競走大会~】
11月16日(土)京丹後市で開催される「第86回 関西学生対校駅伝競走大会」。丹後大学駅伝の愛称で知られ、関西で最も強い大学駅伝チームを決める大会として位置付けられている。読売テレビでは「あすリートチャンネル」にて生配信を行う。そこで担当ディレクターに大会の見どころなどをインタビュー。
天橋立あり、海あり山あり起伏に富んだコースを選手が襷を繋いで駆ける!
レース中に雹が降りはじめた昨年の大会
まずは関西学生対校駅伝競走大会について聞いてみると、「関西学生対校駅伝競走大会は、今年で86回目を迎える歴史のある関西大学駅伝チャンピオンを決める大会です。特徴としては8区間全長74.7kmを選手が襷を繋いでいきます。コースは海あり山あり起伏に富んでいます。海沿いでは強風が吹き、さらに昨年は雹が降るなど天候が選手たちに立ちはだかります。そして欠かせないのが開始早々に観光名所・天橋立の松並木を走るなど風光明媚な京丹後の魅力を見ているだけでも感じ取ってもらえると思います。」
【丹後大学駅伝】 いよいよ今週土曜日! 関西の天辺は譲れない <第86回関西学生対校駅伝競走大会>あすリートチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=f4gtMH_xB6s&t=178s
【丹後大学駅伝】 いよいよ今週土曜日! 関西の天辺は譲れない <第86回関西学生対校駅伝競走大会>
昨年の優勝メンバー中村・小嶋のダブルエースを要する京産大が連覇を狙う
京都産業大学・小嶋 郁依斗選手
関西学生駅伝の覇権を争う丹後大学駅伝。注目のチームを伺うと「やはり連覇を狙う京都産業大学です。これまで過去最多の33回優勝という記録を打ち立てていますが、昨年8年ぶりに優勝を成し遂げました。このチームの特徴は、昨年の優勝メンバーが多く残っているところです。特に中村光稀選手と小嶋郁依斗選手というダブルエースがチームを引っ張り、インタビューでも中村選手は「去年は予想通りの展開で戦うことができた。期待されていた中でいい走りができなかったので今年はいい走りをしたい。最後の丹後駅伝なので連覇を達成し、京都産業大学の復活をみせつけたい」。小嶋選手は「自分が入学して低迷期を迎えていた。去年の丹後駅伝優勝は嬉しいよりも結果が残せて安心したという気持ちの方が大きい。3年間苦しんできた分、丹後駅伝で連覇し京都産業大学の復活をみせつけたい」と優勝への意欲を強く感じるコメントをいただきました。
しかし、京産大の連覇をストップした立命館大学・関西学院大学・関西大学も注目です。さらに昨年より、青山学院大学が大会にオープン参加として出場します。箱根駅伝を筆頭に駅伝三大大会を何度も制している強豪校の参加は、関西の選手たちに「負けられない」という思いを植え付けるような刺激的な効果があると思います。個人的にもオープン参加とはいえ青学がどこまでいけるのか楽しみです。」
京都産業大学・中村 光稀選手
昨年の関大エース・亀田仁一路さんが解説初挑戦!!平松アナと一緒に丹後大学駅伝を盛り上げる!
昨年に引き続き、今年も実況を務める平松翔馬アナと解説初挑戦の亀田仁一路さん
大会の配信に向けての準備を伺うと「今大会も昨年に引き続き、平松翔馬アナが実況を担当いたします。落ち着いた口調で聞きやすい実況が特徴です。平松アナ本人からも『京丹後の美しい街並みを選手たちが駆け抜ける様子を熱くお伝えします!』と意気込みをいただきましたのでぜひレースでも注目してください。また解説ですが、昨年丹後駅伝7区で区間賞を獲得した元関西大学の亀田仁一路さんが務めます。亀田さんにとって解説初挑戦なのですが、我々がオファーをした時も『めちゃくちゃやりたい!喋るのが好きなのでぜひお願いします!』とご本人もノリノリでした。当日はぜひ、あすリートチャンネルでの配信をご覧いただき、選手の応援をお願いします!」
【第86階関西学生対校駅伝競走大会HP】
https://ytv-athlete.jp/specials/tango2024