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ダーレン・アロノフスキー、スティーヴン・キング『クージョ』Netflix映画化で監督交渉中

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『レスラー』(2008)『ブラック・スワン』(2010)、『ザ・ホエール』(2022)など数々の傑作を生みだしてきたダーレン・アロノフスキーが、「ホラーの帝王」との異名を誇るスティーヴン・キングの小説『クージョ(原題:Cujo)』の映画版で監督交渉中だと明らかになった。製作は。米が報じている。

原作小説『クージョ』で描かれるのは、キングによる数々の小説で何度も舞台になるメイン州キャッスルロックに暮らすトレントン家とキャンバー家。ある日、キャンバー家の飼い犬で、体重が90キロもあるセントバーナードのクージョがコウモリに噛まれて狂犬病に感染してしまう。病状を発症したクージョは獰猛になり、両家の家族を次々に襲って殺していく……。

Netflix映画版でプロデューサーを務めるのは、映画『IT/イット』シリーズや『ドクター・スリープ』、「死霊伝説 呪われた町」(2024)でキングの作品を手がけたロイ・リー。現時点で脚本家は決定していないが、近々、アロノフスキーは候補の脚本家と会う予定だという。

1983年には、『クジョー』というタイトルで映画化されている。この映画では、自動車修理所に立ち寄った親子が狂犬病にかかった一匹の犬に襲われて壊れた車の中に逃げ込み、炎天下の車から出るに出られない状況がホラータッチで描かれた。小説と映画の影響で、狂ったように獰猛な犬は「クージョ」と呼ばれるポップカルチャー現象を生み出している。

『π』(1997)で鮮烈な監督デビューを飾ったアロノフスキーは、サンダンス映画祭の最優秀監督賞をはじめ数々の賞を総なめにし、瞬く間にインディ映画界の寵児に。監督は、壮大な愛の叙事詩ファンタジー『ファウンテン 永遠につづく愛』(2006)や孤独なレスラーの半生を哀愁たっぷりに描いた『レスラー』(2008)、宗教的なテーマを取り上げた『ノア 約束の舟』(2014)など、異なるジャンル作品に独自の哲学を織り交ぜた作風で知られている。そんなアロノフスキーが、いかに動物ホラー映画を仕上るのか期待が高まる。

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