筋電義手バンクに寄付 県遊技場組合ら
神奈川県遊技場協同組合と神奈川福祉事業協会はこのほど、神奈川リハビリテーション病院=厚木市=の筋電義手バンクに150万円の寄付を行ったとして、黒岩祐治神奈川県知事から感謝状を贈られた。
筋電義手は、腕の筋肉から発生するわずかな電流に反応し、自分の意思で手の部分を動かすことができる義手のこと。使用には一定期間の訓練が必要だが、訓練用義手は1台約150万円と高額。また先天的に欠損がある幼児の場合、成長に合わせて義手の作り替えが必要となることから、県では2年前から同バンクを設置し、寄付を活用した筋電義手の普及促進を進めている。
両者はバンク設立初年度から寄付を継続。知事から感謝状を受けとった同組合の小林昇副理事長は「子どもたちの夢と希望の支えとなるよう出来る限りの支援をしたい」と話した。