神戸市が、外国人観光客向けに『アンケート調査』を行うみたい。「年間宿泊者数100万人」目標に旅行ニーズを分析
画像:神戸観光局公式サイトより
神戸観光局が、神戸市を訪れた訪日旅行者向けの『アンケート調査』を10月から開始しました。市内28カ所の観光・宿泊施設が対象で、訪日旅行者のニーズや関心を調査します。
神戸市によると、2023年に市内を訪れた訪日旅行者のうち、宿泊者数は61.5万人。今年の宿泊者数は増加傾向で、来年開催の大阪・関西万博や神戸空港の国際化もあって、今後大幅な増加を見込んでいるそうです。
先日、神戸空港と韓国・ソウル(仁川)を結ぶ大韓航空便の就航も発表されてました。
アンケートカード(4種類)
10月から始まったアンケートは、QRコードが記載されたアンケートカードを配布して回答してもらう形で、神戸らしい景色が描かれた4種類のカードはお土産にもなるのだとか。
アンケート内容として、神戸への旅行をするきっかけになった「情報収集方法」や、神戸での旅行中に魅力を感じた「体験」、神戸での「消費動向」、神戸への「満足度・改善点」、次回も訪れたいと思うかどうか、などを尋ねるみたい。
アンケート結果も参考に、2025年の「外国人のべ宿泊者数100万人」を目標達成に向けていろいろな施策に取り組んでいくそうです。
アンケートカード配布期間
2024年10月1日(火)~12月31日(火)
配布場所
神戸市内 全28カ所の宿泊施設や観光施設等
・市内15カ所の宿泊施設
・市内8カ所の観光施設
・市内5カ所の交通機関・観光案内所
JR三ノ宮駅近くにある「神戸市総合インフォメーションセンター・観光案内所」では、先日、会話をしながらリアルタイムで多言語翻訳ができるディスプレイが導入され、外国人旅行者への案内がスムーズにできるようになりました。
知らない土地に旅して、あまりわからない言語でやりとりすることに不安がある人も多そうですが、こういうサポートがあれば安心ですね。アンケートを通じて、日本への旅行でなぜ神戸に行きたいと思ったか、なにが不便でなにが良かったか、訪日旅行客の心理がわかれば今後の観光施策に活かせそうです。