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「新之助」の種もみをロケットで宇宙へ! 東本町小×田中産業 第2弾プロジェクト始動

上越妙高タウン情報

新潟県産のコメの種もみをロケットで宇宙に打ち上げる第2弾のプロジェクトが計画されています。上越市の建設会社田中産業と上越市立東本町小学校による共同の取り組みで、今年の12月に宇宙へ打ち上げられる予定です。

種もみを宇宙に打ち上げる計画は、農業にも力を入れている上越市の建設会社田中産業が、東本町小学校と一緒に取り組んでいるプロジェクトで、去年に次いで2回目の打ち上げになります。地元の子どもたちに農業と宇宙に興味を持ってもらうことがねらいです。

田中産業 田中朗之 常務取締役
「第2弾を迎えられてうれしい。前回好評だった。また子どもたちと一緒にやりたいと思い実現」

企画名は「Kome Tane 宇宙 Project 2024‐2026」です。新潟のブランド米「新之助」の種もみ180粒ほどを、今年の12月にアメリカのケネディ宇宙センターからロケットで宇宙へ打ち上げます。この後、1か月間国際宇宙ステーションで保管し、来年の2月に帰還後、上越に届けられることになっています。東本町小学校では来年の春にこの種もみを使って苗を育て、秋に収穫する計画です。

児童はこのあと宇宙に打ち上げるコメの名前やキャラクターを考えてシールをつくり種もみを詰めるボックスに貼ることになっています。

児童
「ワクワクしている。宇宙に興味がなかったが興味出てきた」
「『コメ』の名前が入った方がいい。強く育ってほしい」

去年9月の稲刈り

なお、前回宇宙に打ち上げたコシヒカリは、東本町小学校の児童が育て去年の秋に収穫しました。しかし、収量が少なかったことから食べずに種もみとして保管し、ことしの春に田植えに使いました。そのコメは今週から来週ごろ収穫する予定で、5年生や当時プロジェクトにかかわった いまの6年生、中学1年生に配られることになっています。

田中産業 田中朗之 常務取締役
「農業を楽しく感じてもらいたい。宇宙に興味を持ってもらい就職などを考えてもらえたら」

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