高校生ミュージカルAqua 2期生公演へ準備着々
「高校生ミュージカルAqua」が、3月に控えた第2回公演に向け、稽古に汗を流している。
近隣地域の現役高校生が藤沢を拠点に集い、地域の部活としてミュージカル公演の実施や地域イベントへの出演に取り組んでいる同団体。2023年4月に高校生が立ち上げ、昨年3月に行われた第1回公演では400人を動員した。今年は新たに加入した2期メンバーを中心に、舞台制作や稽古など公演の準備を進めてきた。
先月29日は、輪になり向き合った状態で歌唱を練習。「目の前に音を届けたい誰かがいると思って」、「子音の発音に気を付けて」などメンバー同士で声を掛け合いながら調整を重ねた。
今回上演するのは「ゼウスのまどろみ」と題したオリジナル作品。脚本には、メンバーの経験が投影されているという。
2期生代表の松井小蓮さん(鵠沼高校2年)と小山輝実さん(横浜栄高校1年)は「地域の皆さんの応援があって開催できる。進化した姿を見せ、たくさんの人を勇気づける舞台にしたい」と意気込みを語る。
公演は3月29日(土)、新堀ライブ館楽友ホール(藤沢93)で、午後1時30分と5時30分から2回行われる。申し込みはオンラインチケット販売サービス「TIGET」から。