クライマックス直前!『薬屋のひとりごと 第2期』薬屋アニメスタッフ厳選! クライマックスを楽しむキーワード8選をご紹介
クライマックス直前!『薬屋のひとりごと 第2期』薬屋アニメスタッフ厳選! クライマックスを楽しむキーワード8選をご紹介
『薬屋のひとりごと 第2期』アニメスタッフ厳選キーワード8選
2025年1月10日(金)より連続2クールで放送中のTVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期。
いよいよ物語がクライマックスを迎えるなか、「ABEMA」では6月20日に「薬屋のひとりごと 第2期
クライマックス直前特番」と題した番組が放送され、キャスト陣がこれまでの物語を振り返りました。
様々なコーナーが行われた同番組ですが、本記事ではクライマックスとなる47話、48話に向けてこれまでの物語を振り返った「薬屋スタッフ厳選!クライマックスをさらに楽しむキーワード8選!!」のコーナーをピックアップ。
アニメスタッフによるコメントとともに、クライマックスを楽しむために“ここは押さえておいて欲しい”という8つのキーワードを振り返ります。
また、クライマックス直前特番は現在「ABEMA」にて視聴可能ですので、ぜひ本記事とあわせてお楽しみください!
「薬屋のひとりごと 第2期 クライマックス直前特番」番組ページ
https://abema.go.link/cxcKq
【写真】『薬屋のひとりごと 第2期』アニメスタッフ厳選キーワード8選
Keyword 1【後宮に潜む悪意】
スタッフコメント
これまで後宮で起きていた様々な事件が、先帝の時代に生み出された闇によって引き起こされていたということが徐々に明かされていった第2期。
第40話での翠苓再登場とともに点が線となり、物語はさらに大きなうねりを見せていきます。1つ1つをただの“事件”として認識するのではなく、そこに生きる“人間”にも注目いただきたい、と思いピックアップしました。
34話の放送時点では、昔話とホラー要素が結びついたくらいの印象だった子翠の怪談話ですが、45話ラストでの楼蘭の独白を聞いた後ではかなり印象が変わりますよね……。
Keyword 2【楼蘭と翠苓】
スタッフコメント
日向夏先生も原作4巻の終わりに向けて物語を作っていったとおっしゃっていますが、アニメもこの第2期のクライマックスへ向けて、第1期のころからさまざまな要素が散りばめられています。
楼蘭妃の初登場シーン、映像に選んでいませんが翠苓の初登場シーン、薬草の丘でのシーンなどは、この時点でふたりともこの後起きることに対しての覚悟をしていたと思うと、かなり印象が変わります。
そして1期の時点でも二人のつながりは示唆されていました。(皆さん気づいていましたか…?)
楼蘭も翠苓もかなり目元が印象的に描かれているキャラクターなので、その目が何を捉えていたのか…。もう一度見直すと面白いと思います。
Keyword 3【狐の里】
スタッフコメント
46話ではすでに子の一族が謀反を起こそうとしていることが発覚し、皇弟・華瑞月が率いる禁軍が討伐へときていますが、子北洲に暮らす人々はそんなことなど知る由もありません。
けれど、第1期11話で阿多妃に仕えていた侍女頭・風明(ふぉんみん)が刑に処された時にも語られていましたが、この世界では罪を犯した本人だけでなく一族郎党、関係者まで罰されます。
子翠が何を守ろうとしているのか。猫猫に何を託したのか。
里の人達の日々の営みや願いを丁寧に見てしまったことで、より子翠の覚悟が浮彫になってきますよね。
Keyword 4【子翠と翠苓】
スタッフコメント
翠苓は物語の中で初めて猫猫を出し抜いたキャラクターです。
第1期、そして第2期での再登場の時は、翠苓はとても強かなキャラクターとして描かれていますが、里、そして砦で神美と話すときに見せる姿は抱えていた内面の柔らかい部分が描かれています。
子翠と翠苓の姉妹が囚われていたもの、その中で互いに寄り添って、支えあって生きていたふたりに流れる空気感を感じていただきたいです。
Keyword 5【猫猫と子翠】
スタッフコメント
子翠は最初から、一族が叛乱を起こそうとしていることはもちろん知っていて、そのためになにかの狙いがあって猫猫を後宮から連れ出しています。
猫猫を利用してはいるのですが、道具的に利用をしているわけではなく、裏切られているわけでもありません。巻き込んでしまったものの、子翠なりに今の環境下で猫猫のことを大切にしています。
猫猫、子翠、そして小蘭が過ごしていた時間は決して嘘ではなく、子翠が自然体でいられる空間だということを、いまもう一度見てもらえたらうれしいです。
Keyword 6【壬氏の決意】
スタッフコメント
第2期では、“選択の廟”や“狩り”そして“禁軍の出陣”など壬氏が自分の立場に正面から向き合い、成長する様子が物語のひとつの軸になっています。
1期の13話でも吐露していましたが、壬氏は仕事に対しての自己評価がとても低いです。けれど周囲から見ると仕事の面でも有能で、皇族としてどうみられるかよりも、この国に生きる人にとっていい選択をするという、壬氏の実直で素敵な部分が見えるシーンになっていると思います。
そんな壬氏が幼少から支え続けている高順にだからつい見せてしまう弱さ、高順も想像していなかった決断などふたりの関係値も感じられますよね。
これは推測がはいりますが、そんな決断ができるようになったのも、猫猫の影響もあったのでは…。とも感じられて、物語の始まりの時からの成長が見られるところもいいですよね。
Keyword 7【子翠の決意】
スタッフコメント
これはもうあとは47、48話を見てください、としか言えないです。
Keyword 8【猫猫と壬氏】
スタッフコメント
出会った当初は猫猫を道具として利用しようと考えていた壬氏ですが、いつの間にかふたりの間にはしっかりと信頼感が芽生えています。
壬氏から猫猫に向けられている思いと、猫猫から壬氏への思いはかなりテンション、方向性ともに違いがありますが、それでも距離は確実に近づいています。
ずっと身分や立場、そして自分の見目にも囚われてきていた壬氏だからこそ、それらを知らず、そして気にせず人としてまっすぐに向き合ってくれる猫猫には、思わず自分の柔らかい部分も見せてしまうのかな、と。
そして46話では、ここまで緊迫したシーンの連続なので、猫猫と壬氏が再会したときのいつものふたりの会話に、猫猫もそして見ている皆さんも懐かしさと安心感のようなものが感じられたかと思います。
このふたりがこのあとどうなるのか、も最後までお楽しみください。
「薬屋のひとりごと 第2期 クライマックス直前特番」番組ページ
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