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浜松開誠館が「戦う、走る、粘る」の原点回帰で4連勝 清水エスパルスユースに2−1<サッカーU-18プリンスリーグ東海>

アットエス


<サッカー高円宮杯U-18プリンスリーグ東海第6節>
 
浜松開誠館 2(1−1、1−0)1 清水エスパルスユース

森下が先制、森田が勝ち越し

県高校総体で8強止まりだった浜松開誠館がアウエーで清水エスパルスユースを撃破した。難敵を相手に、選手たちはチーム伝統の「戦う、走る、粘る」を体現。現役時代に清水エスパルスでプレーしていた浜松開誠館の青嶋文明監督は「うちのチームはこれしかないですから」と言って笑った。

開始わずか40秒だった。10番を背負った森下太陽(浜松開誠館中出身)のカーブを掛けたシュートがゴール右隅を鮮やかに射抜き、電光石火の先制点。「自分が得意な形のところにボールがこぼれてきたので、あとは決めるだけだった」

前半25分に速攻を許して同点ゴールを奪われたが、浜松開誠館は慌てなかった。

決勝点を奪ったのは後半35分。相手の最終ラインにプレスを掛けてパスミスを誘うと、川合亜門のシュートのこぼれ球を森田祐慎が押し込んで勝ち越しに成功した。

県高校総体の敗戦で原点回帰

県高校総体は準々決勝で富士市立に0−2で敗れた。敗因は自分たちが売り物にしてきたはずの「戦う、走る、粘る」の部分で後手に回ったこと。

「富士市立の執念にやられた総体の反省を踏まえ、この3週間を過ごしてきた」とは青嶋監督。浜松開誠館がこれまで大切にしてきたものを全員で再確認した。

チームはこれでリーグ4連勝。ジュビロ磐田ユース、清水ユースのJクラブ勢を連破してつかんだ自信はとてつもなく大きい。

先制ゴールを決めた森下は「相手が格上でも絶対に負けたくなかった。このまま連勝を続けたい」ときっぱり。“西部の雄”が原点回帰で再スタートを切った。

先制点を決めた浜松開誠館の森下(10)

決勝点を決めた浜松開誠館の森田(17)

浜松開誠館の青嶋監督(右)

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