【石川・金沢カフェ巡り #9】穏やかな時間が流れる川沿いカフェ「Ten riverside」。香り豊かな金棒茶で心地よいひとときを
編集部が金沢のカフェを訪ねるシリーズ企画、「石川・金沢カフェ巡り」。
今回は、金沢市の金石西にある「Ten riverside(テンリバーサイド)」におじゃましてきました。
2020年2月にオープンした「Ten riverside」は、川沿いの築80年以上の倉庫をリノベーションした、香り高い金棒茶(かなぼうちゃ)を楽しめるカフェ。
特徴的な屋根の匂配を生かしてエントランスには庭園も設け、自然と融合した美しさが感じられる建物です。
店内に入ると外観とはイメージがガラリと変わり、白とグレーを基調とした無機質でモダンな雰囲気。
窓のすぐ外には緑豊かな川岸が広がり、開放感あふれる空間が広がります。
窓際のカウンター席は、特に人気の場所。
輝く水面や穏やかな川の景色を眺めていると、ゆったりと心地よい時間が流れていきます。
ここで味わえる「金棒茶」は、金石地区で古くから親しまれてきた棒茶。
厳選した茶葉を焦がさずに熱を通す独自の方法で自家焙煎し、より香り高く深みのある味わいに仕上げています。
さらに、蒸気の圧力で高温抽出できるサイフォンで淹れることで、その魅力を最大限に引き出しています。
美しい黄金色のサイフォンが並ぶさまも幻想的で、眺めているだけでも癒やされるようです。
金棒茶は「黄金の棒ほうじ茶」として、淹れ立てのサイフォンで提供。
スタンダードの他、玄米・生姜・ミント・柚子の5種類からセレクトでき、アイスやラテでもいただけます。
専属パティシエが作る、オリジナル金棒茶スイーツとセットで楽しむのがおすすめ。
カテキンやカフェインの含有量が少なく、苦みは控えめですっきりとした味わい。
まろやかで、ほのかに感じるフルーツのような甘みも魅力です。
妊娠中の方や小さなお子さんも、安心して楽しめるんですよ。
一番人気のスイーツが「ほうじ茶チョコテリーヌ」。
金棒茶の香ばしさとホワイトチョコレートの甘みが絶妙に組み合わさった、なめらかで濃厚な大人のスイーツです。
新作の「ほうじ茶ティラミス」は、ムース状のマスカルポーネクリームに金棒茶をたっぷり染みこませたスポンジをサンド。
仕上げに金棒茶パウダーをふりかけています。
マスカルポーネのコクと金棒茶の風味が楽しめ、口の中でふわっと溶ける至福の味わい♡
金棒茶「SHUN」
「自宅でも金棒茶を味わってみたい」という方には、ティーバッグタイプで気軽に楽しめる商品も販売されています。
オシャレなパッケージでギフトにも喜ばれそう!
ランチや季節ごとに登場する限定スイーツも人気です。
川のせせらぎを聴きながら、ほっと一息。水面のきらめきがゆらゆらと天井に映り込むこともあり、忙しい日常を忘れさせてくれるような心やすらぐスポットです。
店名は、「Tea」と「en (茶園・縁・宴)」を合わせた言葉と川のほとりにあるロケーションから名付けたのだそう。
金棒茶の香りに包まれながらくつろげる「Ten riverside」で、特別な時間を過ごしてみては。
Ten riverside(テンリバーサイド)
住所石川県金沢市金石西1-14-1
TEL076-213-5117
営業時間11:00-17:00(L.O.16:30)
土曜のみ 10:00-17:00(L.O.16:30)
定休日水・木曜
駐車場6台
公式Instagram( https://www.instagram.com/tenriverside.official/ )