清水エスパルスDF高橋祐治が今季まだ無得点に「めちゃめちゃ意識してます(笑)」レノファ山口戦で貪欲にゴール狙う!
J2清水の高橋「一戦必勝。目の前の試合に集中する」
清水エスパルスの高橋祐治選手は8月17日のヴァンフォーレ甲府戦で負傷交代しましたが、前節Vファーレン長崎戦でスタメン復帰しました。次節レノファ山口戦に向け「アウェーで負けたので2回負けるのは絶対あってはならない」と意気込みを語りました。
一問一答
ー長崎戦で3週間ぶりに復帰した。前節の出来は。
「僕自身はまだまだイージーなミスがいくつかあったので、見直すところもいくつかあった。コンディション的にはすごく良くて次につながるゲームだった」
ー次節山口戦は前回対戦で負けている。ポイントは。
「まずアウェーで負けたのでシーズンで2回負けるのは絶対あってはならない。僕たちは昇格を狙っているチーム。次はホームのアドバンテージもある。必ず勝って次につなげたい」
ーけがの影響は大丈夫か。
「大丈夫です」
ー山口戦からの3連戦はどう見ているか。
「山口戦で勝ったとしても課題は出る。課題をすぐにゲームで試せるというところはある。山口戦に勝てばその勢いで3連戦に臨めるのはいい」
ー残り9試合で後ろの選手として、よりリスク管理が問われる。1点が重くのしかかる。意識しているプレーは。
「1プレーや1ゴールで昨年全員が悔しい思いをしている。ただ、どんな試合も変わらず一つ一つを大事に取り組んできた結果で、今の順位にいると思う。変わらずにやっていきたい」
ー山口戦。前回対戦はハイプレスをしっかり掛けてきた。
「予測と準備は後ろの守備陣にとってすごく大事になる。(相手は)蹴ってくるので、蹴ってきた後の対応。向こうもセカンドボールの反応は速い。さぼらずやってくる。それ以上の準備をしないといけない。チーム全体で、相手以上に走って反応も良くやらないと。相手もメンバーが入れ替わっていい選手がたくさんいる。対戦はすごく楽しみ」
ー今季はまだ得点がない。自分の中で意識している?
「めちゃめちゃ(笑)。前回もヘディングで枠外に外してしまった。セットプレーで後ろの選手が決めた試合は負けていないと思う。チームがすごく勢いづく。セットプレーで点が取れるとすごく楽になる。そういうところもあるので、変わらず狙っていきたい」
ー惜しいところまではいって相手GKにはじかれたシーンもあった。
「そうですね。変わらず努力してやるしかない。枠にさえ飛ばせば、はじいたところをみんなが狙ってくれる。点につながればいい」
ーCKは相手もセンターバックに合わせると分かっていながら高い打点で打てている。手応えは。
「点を取ったりすれば手応えを感じるのかもしれないが。まだまだ手応えは感じていない。そこは点を取ってから」
ーDF住吉ジェラニレーション選手が得点している。
「ジェラは得点しているのに、相手はなぜ俺にマークに付いてくる?って、たまに思うんですけど(笑)。付いてくるのでそこを何とかかいくぐってゴールを取りたい」
ー昇格争いで逃げ切る時のメンタル面の難しさは。
「あんまり考えていない。一戦必勝。目の前の試合に集中するのを毎試合続けること。監督からもミーティングで一戦必勝、この試合のことだけを考えて準備するということは言われている」
ーきょう(12日)はミーティングが長かった。どんなことを話したか。
「守備の確認や昨日の練習の振り返りなど。うちのミーティングは監督だけではなくて、何か分からないことがあったら、選手からも監督に聞いて、ミーティングの中ですり合わせる。長い日もあれば短い日もある」
ー山口戦が終わると、国立開催も含めて4試合アイスタから離れる。
「必ず勝って、またいい状態でアイスタに戻って来られるように、チーム一丸となってやっていく。ここで勝つことでより国立が盛り上がると思う。必ず勝ちます」